サラリーマン+副業が最強
還暦間際の働かないおじさんにとって、サラリーマンという地位を保ちながら、副業をするというのが最強だと考えています。昨今、増税と社会保険料増加で、私達の手取り収入や可処分所得はどんどん少なくなっています。還暦間際では子供教育費も以前ほどかからなくなってきており、住宅ローンも先が見えてきて、支出もそれほど家計を圧迫するほどではなくなってきているのではないでしょうか?
そう、資産運用など少しも考えず、子供の教育費の捻出などの家計のやりくりや会社での立ち回りに右往左往していた30~40代と比べると、仕事も第一線を離れ、仕事を家に持ち帰ることなく日常を過ごせているストレスフリーの働かないおじさんにとって、自らの老後のことを真剣に考えられる時間が確保できる貴重な時期と捉えました。
そういう意味でもこの時期が老後に備えて一番資産を積み増すのに最適な時期なのではないかと言われていますね。今までのように収入が増えるにつれて支出も増えて、結局貯金ができていないというおじさんにとっては、家計のやりくりを見直すのにとても良い思考(至高)の時間が与えられているのです。
まずは、支出を減らそうと、携帯電話を3大キャリアから格安スマホに切り替えたり、ガス会社を変えたりして固定費を削減する工夫をしましたが、それらも限界があります。更に役職定年で給料はすでに減らされており、今後還暦以降は再雇用になるので給料は雀の涙になります。そうすると、年金支給はまだ先の話ですし、資産を維持するにはどうしても収入を増やす必要あると考えました。
働かない妖精おじさんの副業、せどり?転売?
そんな状況のかなで働かないおじさんは、副業で収入を得ようと行動を起こしました。単純に週末や夜の隙間時間を使ってアルバイト(時給1000円で週末5時間/日程度)すれば、それだけで月当たり4万円は稼げる算段ですが、その選択はしません。
自分の都合のいい時だけ、好きなものに囲まれながら、できれば趣味の延長で確実に稼ぎたい。そんな都合の良い副業をしたいと思っています。そんな副業なんてあるのでしょうか?そんな時、悪魔か天使かわかりませんが”○○のささやき”が聞こえてきました。
”ウイスキーせどり(転売)は確実に稼げるよ。”
転売と言うと聞こえは悪いですが、安く仕入れて、適切な利益を載せて、それを必要としている方に届けるという商売の基本をやってみようと思います。B to Bですが5年間ほど営業職の経験があるので営業活動には抵抗はありません。ただし経験があると言って、会社の看板の中での営業と、今回挑む個人営業とは全くレベルが違うのは理解しているつもりです。
”○○のささやき”は、サントリーウイスキーシングルモルト”山崎”
”○○(天使?悪魔?)のささやき”は、サントリー山崎を1本持ってくれば、プラス1000円/本で買取るといものでした。
それまでせどりと言う言葉さえ知らなかったのですが、単純に毎月50本仕入れば、簡単に月5万円稼げてしまう計算になります。ウイスキーが1本5千円ですから、元手も25万円ほどです。単純計算で月利20%になります。しかも、○○は更に「ある夫婦は、レンタカーを借りて東京から大阪まで酒屋を巡り、山崎を仕入れて1週間ほどで300万円くらい稼いだよ」とささやくではありませんか。
怪しい、かなり怪しいと”私のサラリーマン脳”が言っています。でも少額規模で少しずつ始めればリスクは小さいかもしれない。何と言っても売れ残ったらそれを自家消費してしまえばよい(そっちのほうが目的かも?)。大好きなウイスキーで稼げるのなら、当初目的としていた”趣味で稼ぐ”に合致します。
結果として昨年1年間で粗利はそこそこあったのですが、経費が予想以上にかかり収支は赤字でした。買い取ってもらったウイスキーも数えられる程度で多くはありませんでしたが、いろいろと楽しめたので、もう少し勉強をして障害を取り除いていこうと考えています。
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