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60歳以降の再雇用で年収半減、働かないおじさん。

働かないおじさん
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本日のマーケット

  9月 8日(水)前日終値増減
日経平均30,181.2129,916.14265.07
為替円/ドル110.19110.22-0.03
NYダウドル35,100.0035,369.09-269.09

 今日の東京株式市場は、8日続伸となりました。昨年11月のバイデン大統領処理となった大統領選挙時以来の連騰です。売買代金も3兆6742億円となっており盛り上がってきています。4月以来終値で3万円を超えて取引を終えています。

60歳退職後以降も働く人たちは、年収半減?

 60歳の定年退職後も働く人たちが増えています。 日本全国の働くシニアを対象に行った、「働くシニアの意識とシニアの雇用」をテーマにしたアンケート調査(アデコ株式会社、2019年12月発表)から、シニアが働く理由のトップ3は以下の通りでした。

1位:現在の生活のためにお金が必要だから
2位:老後の資金のために貯蓄をする必要があるから
3位:社会とかかわっていたいから

働くシニアの意識とシニアの雇用に関する調査


また、「シニア従業員とその同僚の就労意識に関する定量調査」(パーソル総合研究所、2021年1月実施)から「年収や職務内容の変化、処遇と年収の変化、など」について以下のように発表されています。

シニア従業員とその同僚の就労意識に関する定量調査 - パーソル総合研究所
シニア従業員の就労実態、シニア向け人事施策の実態を明らかにし、シニア従業員のパフォーマンスに影響する人事管理の特徴と、シニア従業員の就労状況が若年の同僚に与える影響を探りました。


●再雇用による年収の変化:50%程度より下がったが5割
・50%より下がった:27.6%
・50%程度下がった:22.5%
・40%程度下がった:12.9%
*定年前とほとんど変わらない8.0%、上がった2.2%

●職務内容の変化:定年前と(ほぼ)同様の職務が8割超え
・定年前とほぼ同様の職務:55.0%
・定年前と同様の職務だが職務範囲・責任が縮小:27.9%
・定年前と関連するが異なる職務:8.1%
・定年前とは全く異なる職務:9.0%

●定年前後での職務変更と年収低下割合:ほぼ同様の職務で年収は4割低下
・定年前とほぼ同様の職務:年収は39.3%低下
・定年前と同様の職務だが、職務範囲・責任が縮小:同49.7%低下
・定年前と関連するが異なる職務:同46.7%低下

 これらの調査から、自分や家族の今の生活資金のため、将来の生活費のために働くものの、給与は5割減という人が多いようですね。給与が半減しても、働き続けることは、現在の生活を維持するため、貯蓄を増やすためだけではありません。社会とかかわることで、心身の健康に保つことにつながっていると考えているようです。

 仕事を続けることで、社会で役に立っているという実感を得ることができ、充実したシニアライフにつながるいると考えているのです。お金のためだけではなく、生きがいのために働き続けることを検討されてみてはいかがでしょうか。

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