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転勤で地方都市へ、”サントリー山崎”大量購入へ

人生楽しまないと!
定年間際のアラカンリーマン働かないおじさんの扱われ方

 一昨年(57歳)に名古屋に転勤になり、ちょうど1年後(58歳)には本社の管理部門に異動し、更に1年後(59歳)の今回は地方の工場の管理部門に転勤になりました。定年間際であちこちの部署に配属されることは、働かないおじさんのアラカンリーマンにとっては仕方ないことなのですが、私は1年ごとに全く違う職種や異なる勤務地に異動でしたので、転職も同じ感覚で違和感なくできるのだろうなと思いました。特に今回は、存在価値が揺らいでいる閉鎖寸前の部署で、所属のメンバーも体調を崩している方やちょっとピントがずれている方がいるため、いよいよ私もそういう方たちの仲間入りかと複雑な思いがこみ上げてきます。会社のお荷物なのは間違いないと思いますが、長年働らいてきたご苦労さんの意味といいように解釈して、浮き輪のようにプカプカと楽しんでやろうと考えています。

 この歳になって、いろいろ経験してくると、窓際おじさんにとってサラリーマンの地位を保ったまま副業をするのがベストだと私は考えるようになっていたので、実際にそれを徹底的にやってみようかと思っています。そのための第1歩は「ウイスキーせどり」です。大好きなウイスキーでお小遣い稼ぎができるなら、こんな素敵なことはありません。何もやる気が出ないアラカンリーマンにとって、これ以上の選択肢はないでしょう。覚悟を決めてやれるだけやってみましょう。

早期退職 会社員のまま副業するのが最強!
副業解禁の政府の方針が出ても、まだまだ副業を実行出来ている人は少ないといわれています。この記事を読んで「副業を考えたい」と思っている人の中でも、「実行できる」人は1%にも満たないのではないかと思います。まずやってみること、行動を起こすことです。
お酒量販店のチェーン店を毎日巡回

 今回の転勤先の工場は、自宅から車で約40分かかる場所にあります。都内で「サントリー山崎」を探し回った経験から、定点観測した方が見つけやすいと分かっていたので、今回は同じ店を毎日できるだけ見て回ることにしました。私の通勤路の周辺にはいくつかの地方都市が点在しており、その中心街にはお酒の量販店があります。その量販店もチェーン店で、いくつかの系列があるため、合計で通勤路周辺にお酒の量販店が10か所くらいあるのです。幸い自家用車通勤ですし、アラカンリーマンの働かないおじさんの立場ですから、定時で退社できます。その利点を生かして、毎日帰宅途中にそれらのお店を中国人バイヤーのように巡回することにしました。

ついに”サントリーシングルモルトウイスキー山崎”を発見、でも買えない。

 そうやって巡回を始めて間もなく、比較的自宅に近い量販店でシューケースの中に、サントリーウイスキー山崎ノンビンテージ、山崎12年、白州ノンビンテージ、そして響ジャパニーズハーモニーがそれぞれ3〜5本ずつ飾ってある光景を見つけました。初めて見る光景だったため、テンションが上がりました。すぐにレジの店員さんのところに行って、シューケースを開けてほしいとお願いしようと声をかけようとすると、隣にいた私と同じくらいの年配の男性が先に店員に山崎を購入したい旨を申し知れています。しかし、店員さんの回答は「お売りできません」でした。

 その男性が理由を尋ねると、店の方針で「お店の専用のカードを持っているお客様にしか販売しない」ということを丁寧に説明してくれました。独占禁止法違反ではないかと一瞬???になりましたが、その男性もおとなしく引き下がっていたので、私も何もできず、カードの申込用紙を手に取って、ウイスキーケースに並んでいる“山崎”たちをしっかり目に焼き付けてから家に帰りました。帰宅すると同時に、カード申込用紙に必要事項を記入してポストに投函したのは言わずもがなです。

 カード到着には1週間程度かかるので、カードが届く前に棚に並んでいた”山崎”たちは売り切れてしまうのではないかと気が気ではありません。もちろん、カードがなければ買えないことはわかっていましたが、翌日も会社帰りにその店舗に足を運びました。案の定、前日並んでいた“山崎”たちは一本も残っておらず、見事に空間だけがシューケースの中に痕跡を残していました。

店員のおばさんが天使に見えた

 そうやって巡回を始めてから2週間、そろそろ店員に顔を覚えられてきた頃だと思いますが、”山崎”たちが並んでいた量販店とは別の店舗で「山崎は在庫ないか」と聞いてみると、この時はなぜか「山崎はないのですが、白州があります」と答えが返ってきて、奥の棚から”白州”を持ってきてくれるではありませんか。通常は「めったに入ってきませんし、入荷したらその瞬間に売れてなくなってしまいます」と、先日の棚のようにすぐなくなってしまういう回答が常でしたが、その時その店員さん(中年の女性でしたが)が、本当に天使に見えました。

 価格はメーカー小売希望価格ではありませんでしたが、いわゆるプレ値でもない、良心的な販売価格でしたので、届いたばかりのカードを見せて、1本目を入手することができました。


 その後は同様の方法で、”山崎ノンビンテージ””山崎12年””響ブロッサムハーモニー”を購入することができました。山崎と白州のノンビンテージは、都度おひとり1本限りなので、行儀よく同じ系列のチェーン店の店舗を巡り、3か月ほどで、それぞれ10本程度購入していきました。


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