本日のマーケット
12月14日(火) | 前日終値 | 増減 | ||
日経平均 | 円 | 28,432.64 | 28,640.49 | -207.85 |
為替 | 円/ドル | 113.47 | 113.56 | -0.09 |
NYダウ | ドル | 35,650.95 | 35,970.99 | -320.04 |
今日の東京株式市場は、反落となりました。英国でオミクロン株史上初めての死者が出たと報道でダウが320ドルほど下落した影響と、午後開かれた予算委員会で岸田首相が自社株買いの規制についての発言がネガティブに捉えらええたことも影響されているようです。
「誰でも簡単にできる経験やスキル一切必要なしの副業?」
今崖っぷちに立たされている”働かない妖精おじさん”は、退職後の収入のために、まだ会社に籍がある今から副業をする準備を始めています。
そんな”働かない妖精おじさん”が「簡単な作業で月に100万円は稼げる」といった副業サイトの誘いに乗ったら大変なことになりかねません。
「稼ぎ方が学べる」とされる教材を何十万円も払って買った揚げ句、「収入につながらず、お金も戻ってこない」といった相談が、とある消費生活センターに複数寄せられているとのことです。新型コロナウィルス禍で広がる生活苦を背景や若者や早期退職者をターゲットに、副業サイトへ誘導する出会い系やサクラサイト商法と呼ばれる悪質な出会い系サイトが横行していると言います。
副業をめぐる消費者トラブル事例5選
友人からのお誘い「マルチ商法」
SNSで友人や先輩から食事に誘われて、「スキルアップになる」「将来役立つ」「自己投資」などとビジネスセミナーへの受講を勧められ、高額な契約をさせられたケースや、同じく友人から「簡単に儲かる」と投資のノウハウが入ったUSB教材の購入を進められ、更に友人も誘えれば紹介料も入るよと言われ、なけなしの貯金を支払って購入したが全く儲からず大損したケースが報告されています。投資において「絶対もうかる」や「簡単に大金を稼げる」と言うことはありません。こういうワードが出てきたら”マルチ”だと認識して契約前に家族などに相談するようにしましょう。目が覚めます。
無料体験で誘う「高額なエステ」
若者と比べると、おじさんは身なりを気にかけないかもしれませんが、髪の毛の悩みや肌荒れの悩みを持っていそうなこぎれいにしているおじさんも沢山います。そういったおじさんに、無料体験や無料キャンペーンなどのうたい文句で、初回だけ無料サービスを提供するなどとして、有料サービスを契約させる商法です。退職後身ぎれいにして遊びに行こうと企んでいるおじさんは、ついついやってしまうかもです。
広告などに無料と書いてあっても、何が無料なのかはっきりしない場合があります。申し込む際は無料となる内容や範囲、有料の契約を結ぶ前提があるのかなどをしっかり確認しましょう。
マッチングアプリで知り合い、高額の商品を売りつけてくる「デート商法」
ちょっとした火遊びのつもりでマッチングアプリを利用して女性と知り合い、仲良くなると「自分がデザインしたアクセアリーを50万円で購入してほしい」と勧誘されるケースがあるようです。いい気になって”足長おじさん”になってはいけません。先方の女性の好意は、商品を売るための手口であることを覚えておきましょう。鼻の下を伸ばしてATMに行かないように。
インターネットトラブル、お試しダイエットサプリは実は「定期購入」
SNS広告で見た「すぐに体重が落ちる」というサプリメント、初回500円で4,000円の商品が試せるとあったので、安いと思い1回限りのつもりでクリックして注文したところ、その後2回目の商品も届き、それが定期購入コースのクリックであったことが判明した事例です。インターネット通販を始め通信販売では、クーリングオフ制度はないとのことなので最初に注文する際に、よく契約内容を確認してからクリックするようにしましょう。相手も意図してやっているケースがあるので、よく読み込まないとわからないケースがあります。最終確認画面を印刷しておくなど、必ず控えを取っておくことも重要です。
アダルトサイトからの架空請求・不当請求
皆さんも一度や二度経験があることでしょう。インターネット検索していたら、突然アダルトサイトに繋がり「登録完了」と表示され、高額の請求を求められるものです。画面を閉じても、そのサイトのメッセージが繰り返し表示されるケースです。
絶対に自分の情報を入力してはいけません。インターネット上では、自分が情報を入力しない限り特定されることはありません。身に覚えのない請求に関しては、支払わない、連絡しないことを徹底しましょう。画面に繰り返し表示されるメッセージは、ググると消去の仕方を丁寧に教えてくれますので決して焦らないようしてください。
トラブルがあったときは「消費生活センター」へご相談ください。
おかしいと思ったり、心配なことがある場合は、一人で悩まずに、お住いの地域の消費生活センターへ相談しましよう。
消費者ホットライン「188(局番なし)」では、お近くの消費生活相談窓口につながります。
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