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57歳おじさん、日商簿記3級検定試験「不合格」

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簿記3級検定試験受験してきました。

 6月20日の日曜日、昨日の雨もあがり、空気が澄んでおり、とても気持ちの良い朝でした。地下鉄に乗って名古屋駅近くのテストセンターで簿記3級の検定試験を受けてきました。
 開場の到着したのは10時ちょっと過ぎ、試験開始は10:30からなので、まだ受験者は私一人です。このテストセンターは、簿記だけでなく様々な検定試験の会場となっているようです。試験開始10分前になってようやく別の受験生がやってきました。私を入れて3名のようですが、簿記3級を受けるのは私だけのようです。他の二人は簿記2級と言っていました。注意事項を聞いていると、電卓以外は試験会場に持ち込みは禁止とのことで、財布や鍵類などもロッカーに入れました。
 試験会場に入ると、パソコンが2列で10台ほど並んでいて、片側の列のどのパソコンを使用しても構わないとのことで、他の受験者が奥のパソコンに向かったので、私は入り口近くの端っこのパソコンに着席しました。

 パソコンに受験番号を入力して、自分の名前が表示されるので間違いないことを確認したら、試験開始のボタンを押して検定試験開始です。
 まずは、第1問、第2問、第3問がどのような構成になっているかを確認します。第1問は仕訳問題で合計15問、第2問は小問が二つ、第3問は財務諸表の問題です。定石通り第1問⇒第3問⇒第2問の順で進めることにしました。そして時間配分は、第1問(15分)⇒第3問(30分)⇒第2問(15分)の計画です。

 試験時間と自分の実力を考慮すると見直しする時間はないと思ったので、第1問はじっくり問題文を読み取り組みます。クレアール(通信教育)の練習問題のようにひねった問題は少なかったように感じました。15問終わったところで時間を見るとちょうど15分経過しています。ここまでは順調。次に第3問のボタンをクリックして財務諸表に取り組みます。まずは、決算整理事項を手元の計算用紙に仕訳をしていきます。全項目仕訳が完了したところで、損益計算書と貸借対照表の空欄部分を埋めていきます。しかし、勘定科目の空欄個所はプルダウンメニューではなく、実入力になっている箇所があり、科目名が思い出せません。ここで、残り時間が15分となったので、その項目への記載をあきらめて、第2問へ移動します。第2問の問1は総勘定元帳の問題で、未経験の設問だったので捨てました。問2は帳簿選択の問題で、1~2回程度練習したくらいでしたが、該当と思われる帳簿にチェックを入れて第2問は終わりにしました。時間が7~8分ほど余っていたので、第3問へ戻り、見直しです。しかし、空欄個所があるので合計金額が出せません。当然その数値を使った空欄も埋めることができません。念のため計算違いがないかを一通り計算したところで、画面が突然変わってしまいました。

検定試験終了。結果が表示「不合格」

画面が変わり、「試験終了」のボタンを押すと結果が表示されます。

第1問(仕訳):27点(45点満点なので、15問中9問が正解)
第2問(総勘定元帳と帳票選択):2点(20点満点なので、恐らく帳票選択で1問の正解のみ?)
第3問(財務諸表):18点(35点満点、空欄個所が致命的?)

結果:70点以上が合格のところ、47点で不合格でした。プリントボタンを押して退席しました。

 私の知り合い(女性)が、30年ほど前、当時の市役所の女性就業支援として、簿記3級コースを受講して「一発で満点合格」したとの話を聞いていたので、いくら57歳で記憶力が落ちているとは言っても一般的な合格までの学習時間である50時間は勉強したし、合格できるのではないかと甘く考えていましたが、残念な結果に終わってしまいました。

検定試験「不合格」までの軌跡

 4月26日に検定申し込み、5月5日~50時間の勉強量を目安に勉強を開始し、結果として週末に集中して勉強時間を確保し45時間分の勉強量でした。ただし、合間見てちょくちょくやっていたので合計50時間くらいは勉強していたと思います。

反省会を開きました。

 一般的に50時間勉強すれば、簿記3級ならば合格すると言われていますが、記憶力も理解力も衰えている57歳のおじさんには無理だったようです。まず、簿記基礎の講義を視聴しますが、その時はわかったつもりでも次の日には真っ白になっていて講義の内容が記憶に残っていません。また基礎をやっているときは知識が点と点なので他の章の講義内容とつながらず、毎回初めて簿記の講座を受けるようでした。若いころと比べて思考の浅い階層にしか理解が届いていないような感覚です。

 そして、集中力が続きません。腰痛があり整骨院通いで、趣味のドライブも運動も控えていたので、幸いに勉強への取組み時間は確保できていたのですが、学生時代のように丸い一日机に向かって勉強するということができなくなっていました。仕事では一日机に向かっていることはできているのですが、簿記の勉強ではそれができませんでした。

 また、過去問でなくクレアール教材の演習問題(ひねった問題が多い、解説動画付き)のみに頼っていたことも反省点です。ネット試験になり若干出題方式が変わったということもありますが、基本的には過去問は使えますので、若いころ受けた国家試験のように7~8回分の過去問を中心に勉強すべきだったかなと思っています。

 そのため、作戦を変える必要がありそうです。記憶が残らないのは繰返しが57歳のおじさんにとって圧倒的に少なかったのだと考えます。また、集中力が続かないのも、ちょっとやり方を変える必要がありそうです。また、過去問もクレアール教材にありましたので解説動画はないですが、次回以降は過去問中心に勉強をしてみようと思います。

 合格点ギリギリでしたら、問題文の当たりはずれでもしかしたら合格できるチャンスがあるかもですが、合格点にはるかに及ばない成績でしたので、もう一度しっかり勉強に取り組む必要がありそうです。次回は事前準備期間1.5か月間の短期ではなく、人生を愉しみながら、理解を深められるような取り組みをしていこうと考えています。合格という結果にはこだわりたいです。

 

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