お薦め記事

働かないおじさんのラストスパート”やめる”こと3つ

お金の勉強
スポンサーリンク

本日のマーケット

  12月  2日(木)前日終値増減
日経平均27,753.3727,935.62-182.25
為替円/ドル112.78112.750.03
NYダウドル34,022.0434,483.72-461.68

 今日の東京株式市場は、反落でした。10月の安値水準まできています。ただし売買代金は3兆円超でそれなりの商いとなっています。米国市場ダウ平均もオミクロン株ショックで200日移動平均線を割り込んできているので、2019年2月のコロナショックと同様の動きになるか警戒です。

退職前のラストスパート「やめて節約すべき」3選

 今年も、年を追うごとに時間が経つのが早くなってくるのを実感する師走の時期になってしまいました。特に50代の働かないおじさんは、退職後の資金を貯めるラストスパートとも言える年代ですね。住宅ローンも完済が見え、子どもも独立して教育費がひと段落してホッとするのも束の間、退職後の生活をリアルに感じ始める年代だと思います。 今は60代以降でも再雇用などで働き続ける方が多いですが、「いつまで元気に働き続けられるか」と多くの方は悩んでいると思います。まだ還暦まで時間のある50代のうちに退職後の生活のために諸々備えておきたいものです。 今回は50代の貯蓄や60代の支出などをながめながら、50代で節約のために”やめる”といいことをご紹介します。

総務省統計局より「2020年家計調査報告」より

 働かないおじさんが中心の50代の金融資産保有額の平均は1700万円ほど(中央値で800万円)ですが、負債は700万円ほどあるようです。教育費がかさみ、住宅ローンや車のローンの繰り上げ返済ができていないご家庭が多いのではないかと想像します。

統計局2020年家計調査報告より

 一方、高齢世帯の支出は、50代で月平均329,937円、60代で282,997円、70代で229,931円となっています。

総務省統計局2020年家計調査報告より

 別の記事でも書きましたが、働かないおじさんサラリーマンの年金額は、平均年収500万円だった方の年金受給額はひと月当たり15万円ほど、平均年収600万円の方でもひと月当たり17万円程度です。

このギャップを埋める方策”やめる”こと3選

 ギャップがあると言っても、再雇用で働いたり、アルバイトしたりして人的資源を活用しての収入源確保はされるので何とかなるのだと思いますが、ギャップを埋める方法があるなら、知っていて損はないと思います。

外食を思い切って”やめる”、回数を減らす

 土日だからとか、めんどうだからとかのの理由で「なんとなく外食」をしていませんか?特にファーストフード店などは安いこともあり、「これくらいの出費ならそこまで家計には響かない」と気にしないでちょくちょく寄ってしまうことがあるのではないかと思います。 ただ、なんとなくの外食でも、家族であれば1回のお会計が2000~4000円程度はかかります。「ちょっとカフェでお茶」をしただけでも500~1000円程度に。これを月に何度か繰り返せば、まとまった金額になります。外食をすることで疲れがとれたり、心が癒されたりするのであればよいのですが、無計画に「なんとなく」でこれだけ出費が出るのは少々もったいないでしょう。 目的をもった外食を「月に○回まで」とご家庭で決め、その他はお惣菜を買うなどすると余計な出費が減ります。なんとなくの外食より、目的ある外食のほうが美味しさや幸福感も感じることでしょう。

衝動買いを”やめる”

 買い物に行く際、なんとなくで買ってしまうことはありませんか。「せっかくコンビニに来たからスイーツを買う」「面白そうな調味料だから買う」「百均でなんとなく必要な気もするから買う」など、意外となんとなくの消費は多いものです。先ほどの総務省の資料をもとに、50~60代の1カ月の食費を確認すると、以下の通りとなります。 消費支出と同じように食費も年齢ごとに減り、50代前半と60代後半では約5000円の差があります。 お子さんがいるうちは食費もかかりますが、子どもが巣立ったらまずは食費を見直すと良いでしょう。なんとなく買うものを減らして、1カ月でおよそ5000円ほど減らす工夫を考えてみるのが良いです。
・50~54歳:8万3189円
・55~59歳:8万2138円
・60~64歳:8万146円
・65~70歳:7万7893円

裏ワザ:業務スーパーは”神”

 都内に引っ越してきてから近所を散歩していたら、”業務スーパー”を発見。同僚の”働かないおじさん”も愛用しているらしく、先日の飲み会で大いに盛り上がってしまいました。通常のスーパーと比べても大丈夫かなと思うくらいコストパフォーマンスが良いです。私は冷凍ものを仕入れてきて、凍ったまま鍋やフライパンに投入してお手軽簡単な料理を作って楽しんでいます。お薦めです。

老後の住まいについての検討を後回しにするのを”やめる”

 50代の働かないおじさんサラリーマンにとっては、退職後の悠々自適な第二の人生に向けて考えたいのがお金と同時に住まいだと言います。退職後も今の場所に住み続けられるのかは、一度家族で話し合うことをお薦めします。
たとえば、夫婦で今の大きさの家に住み続ける必要はあるのか、車は何歳まで乗るのか、病気をしたり介護が必要になったりしたらどうするのかなど。
 ご家庭によっては今の家より小さな家へ住み替えたり、市街地やお子さんの近くへ引っ越したり、リフォームしたりといった必要性が出てくる場合もあるでしょう。
年金生活になってから考えるのでは、お金の面で身動きが取れなくなる可能性があります。また、引越しは思っている以上に体力・気力を消耗します。できるだけ身体が動く早いうちにした方が負担も少ないですね。

 実際に退職後身体が思うように動かなくなってからでは不便を感じたり、余計なお金が必要になってしまいますので、50代のうちから計画的に進めることをおすすめします。

 このようにさまざまな情報を集めながら、徐々に生活水準を見直す工夫はしていきたいですね。年末のこの時期こそ、じっくり検討されてみてはいかがでしょうか。

節約という言葉刺激されたなら”マネーフォワードアプリ”と節約術習慣を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました