アラカンリーマンの働ないおじさんとしては、就活生同様、これからの新しい第二の人生への船出にワクワクしています。しかし、身体が就活生のようには動かないので、まだちょっとは動けるうちにやれることをやっておかないと歳をカウントするごとにやれることが指数関数的に減っていきます。そして周りに当たり散らす老害じいじになってしまう。そんな未来は絶対に迎えたくないと考えています。
”第二の人生、何をやろうか?”
家族のために働かなくてよいし、生活は年金で賄えるし、これから新たに稼いだお金を使って体力の許す限り好きなこと、やりたいことをやり切れる人生にしたい。
今回はこの自分の好きなこと・やりたいことを探してみようと思います。その見つけ方を学びます。
不安は人間を行動不能にする
人生のレールから外れたことない典型的な日本人は、周りがするから受験して、周りからするから就職して周りに流されて生きてきた。そのように周りに流されている間は不安を感じずに済みますが、そのように流され続けていると人間は囚人になってしまう。人間は経験のないことには不安を感じます、不安を感じると行動ができなくなる。行動しないと経験が積めないので益々不安を感じるので益々動けなくなります。
「本当の夢をもつ」と人生が輝きだすようになる
夢にはものごとの意味をまるっきり変えてしまう力があるのです。人間は本当の夢を持つと、これまでは面倒でしかなかった作業やありふれた風景、出来事が特別の意味を持つようになって人生が輝きだすのです。
自分の好きなことを思い出す
自分が本当に好きなことを見つけること。大抵の人は、本当に好きなことを見失っています。その原因は他人からどう思われるかを気にしすぎているからです。私は学生時代大好きだったウイスキーを、社会人になってから経済的理由で焼酎に変えたのをすっかり忘れていました。サントリーシングルモルトウイスキー山崎がそれを思い出させてくれました。その他にもたくさんあった気がするので、ゆっくり思い出していきたいと考えています。
日々の生活に「初めて」を取り入れる
毎日がルーティン化していると思いますが、日々の生活の中に、いつもとは違う道を歩いてみたり、普段とは違うメニューを頼んでみたり、知らないお店に入ってみたりなど、小さいことからどんどん初めてのことに挑戦してみるのがよいです。人間は未知のことにこそ喜びを感じる存在なのです。知らないことへの挑戦は不安を感じるけれど、それ以上にワクワクすると思います。自分の視野を広げて夢を達成するための助けにもなるのです。当たり前になってしまっていることの中からは新しいことは見つかりません。
ネットとの付き合いを考える
ネットは簡単に欲求を満たしてしまう便利なツールです。ただし、これに慣れてしまうと夢から遠ざかってしまいます。欲求には二種類あって、一つが「寝たい」とか「暇をつぶしたい」とか簡単に満たすことができる短期的な欲求と、もう一つが「自分の会社を持ちたい」とか「社会に役立つ発明をしたい」のように簡単には満たすことはできないものである長期的な欲求です。この長期的な欲求がつまり”夢”という訳です。この長期的な欲求(=夢)は、いわゆる壁と呼ばれる困難やつらい時期を乗り越えてやっと達成するものです。しかし、ネットの登場で人はいつでも欲求を満たせる状態になってしまっています。この状態に慣れ過ぎてしまうことで時間をかけて満たしていく欲求、つまり夢からはどんどん遠ざかってしまうのです。それは、ネットが簡単に欲求を満たしてくれるので”夢を叶える行動力”を人から奪ってしまうからです。
やりたくないことを反転させる
「夢」と言われても自分が何をやりたいかが分からない人が多いと思います。そのときにこの「やりたくないことを挙げて、それを反転させる」と言う方法が有効です。アラカンリーマンの私の場合の例にとって示すと以下の通りとなります。この方法を試すと自分が何をしたいのかがだんだん見えてきます。
・上司から監視され、緊張を常に強いられる仕事はやりたくない。⇒ 自分のスキルを活かして職場みんなに感謝される仕事がしたい。
・満員電車に1時間も揺られて会社に行きたくはない。⇒異動でストレスをためず、万全の状態で仕事と向き合いたい。
・気の乗らない飲み会に参加したくない。⇒仲の良い人達と楽しい飲み会がしたい。
会う人を増やす
いろいろな人と出会って親交を深めてみましょう。できれば自分と違う分野や文化の人とも積極的に関わってみるのが良いです。新しい人と出会うことで人間関係のストレスが増える可能性もありますが、いろんな人と出会っていく中で自分のすべてを変えてしまうような素敵な出会いも見つかる可能性があります。何と言っても”幸運”は人についてきますから。
負の感情を不定しない
何か行動を起こすときには誰でも不安や恐怖などの負の感情を感じてしまうものです。大事なのは、その負の感情を否定するのではなく、「これも自分の一部だ」と受け入れて前に進むことです。そうすることで、等身大の自分に自信が持てるようになり、夢を見つける力も、夢を叶える力も強まります。さらに、どんなにマイナスに思えるものでも、その裏側には必ずプラスの側面が隠れていることも気づくことができるのです。自分の負の一部を受け入れて行動を続けることにこそ、「夢」を叶えるための大きな原動力になるのです。
以上ネタバレをすると、水野欣也著の「夢をかなえるゾウゼロ」からの抜粋です。関西弁のガネーシャという象の頭を持った神様が出てきて、主人公の夢を見つけ出すというストリーで夢の見つけ方を伝授してくれます。
何十年かぶりに自己啓発本と言うものを読んでみました。アラカンリーマンですのでかなり”あきらめ感”に支配された生活を送っていましたが、この本は楽しく読み進めることができ、本の中身をちょっと実行してみようかと思わせる内容でした。
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