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早期退職 引きこもり1、2,3

早期退職

 引きこもり聞くと、若者が居場所を失って自室に引きこもるというイメージが多いというイメージを持つかもしれませんが、実際には早期退職したシニアにも多いそうです。内閣府が発表した調査結果では、推計された中高年の引きこもり数が61万人を超えたそうです。

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早期退職引きこもりその1(原因)

 長い間会社員生活を送ってきた人にとって中高年での早期退職は大きな転機となりますね。会社員時代は当たり前のように会社員生活を続けていたのですが、いざその生活がなくなると大きな脱力感に襲われることになるようです。生きがいとは言わないまでも毎日決まってやることがあるというのは、生活にメリハリをつける上で本当に大切なことですね。

 また、近年メディアでも、一部の中高年による地域社会でのモラルのない行動に対し、「切れるシニア」としてたびたび報じられることもありますよね。このような現象も、そういった退職後に生きがいを失ったことが原因の一つなのでしょう。

 次に引きこもる原因についてですが、退職を機に引きこもることで、人格が変わってしまったり、怒りっぽくなってしまったという人も良く見受けられます。というのも退職でやりがいを失ってショックを受けてしまったり、人と会わなくなることで大きな喪失感にかられる人もいるそうです。逆に引きこもりの原因には、交流する人がいなかったり、具体的にやることがないなどということがあるようです。

 会社員時代からサークルなどに加入していないと、定年後には他人との交流がなくなってしまいます。特におじさんの場合、会社一筋になると仕事以外、他人との交流が一切ないなんてこともあるかもしれません。かといって一度引きこもってしまうと、外に出るのが億劫になってしまうものです。
 現在は本当に便利な世の中になっており、買い物はほぼ全てネットで完結させられますし、買った物を自宅に届けてもらえます。交友関係もオンラインで地域に関係なく、場合によっては世界中どこへでも可能になっていますからね。まあ、昨今のコロナ禍の世界情勢からどう考えてみても実際に対面で交流するということも難しいですし、リアルでの飲み会ではなく、オンライン飲み会などが開催されているようです。何事もオンラインで済ませられる時代だからこそオンラインに頼ってしまって、外に出ようとするきっかけさえ失ってしまいがちになってしまいます。

 そう考えると一旦引きこもりになってしまうと、それを脱することは容易ではないように思えます。「自分は大丈夫だよ」と思っていても危険は身近に迫っています。「ひきこもり」生活に慣れてしまって人に会わなくなってしまうと、なかなか人の気持ちを察することもできなくなります。そうなると、些細なことで切れやすくなり、自分本位になりがちです。たびたび報じられる切れるシニアを他人事のように感じているかもしれませんが、それは誰でもなりうることなのです。もし家族が近くにいる場合は、積極的に接触し孤独にならないように気をつけましょう。

早期退職引きこもりのその2(心配事)

 特に独身で引きこもる場合には心配事としては何といっても孤独死です。最近ではシニアの孤独死が増えているそうです。普段から連絡を取り合う人がいないと異変があっても気づかれにくいですから、普段から外の人と連絡とっておくのは大事ですね。
 また体を動かすことが少ない分、運動不足になりがちなので病気になるというリスクも高まりますので気をつけたいですね。また引きこもりでは仮に認知症になった場合でも他人に気づかれにくいのです。しかも室内で孤独死してしまうと、その部屋が賃貸物件であった場合、事故物件扱いになるため、残された家族に迷惑がかかります。

早期退職ひきこもりその3(対策)

 そうならないためにも普段から、なにがしらのコミニュティに参加するようにしましょう。最寄りの公民館を調べてみるといろいろのサークルがあります。無料というわけにはいきませんが格安でサークルに参加できますよ。しかも加入者は近所の同世代に人たちがほとんどですから、話も合うかもしれません。今から、退職後の生活をどうしたいのか、どうするべきなのかをしっかり検討しておきましょう。

 早期退職を選択された方は、まだまだ働く意欲満々だと思いますが、転職活動がうまくいかなくなると上述のような引きこもりの罠にはまるとも限りません。そうならないためにも、会社員である今この時から準備を始めておくのが賢明だと思います。

 私は5年ほど前にヨガサークルを見つけました。激しい運動はないし、瞑想する訓練になるので楽しく続けています(月2,500円)。同年代から大先輩、まれに若者も混ざってきます。今通っているサークルは57歳の私が若いほうで初先輩方にいろいろ人生訓含めて指導いただいています。会社とは全く関係ないのでとても気が楽です。会社では言えないことも全く関係ない人たちなので遠慮せず聞いてもらっています。
 そして同時に副業にチャレンジしましょう。会社では第一線から離れてるし、体力的にも、若いころのように毎晩遅くまで残業することはなくなっていると思います。早く帰れますので、家に帰ってから2時間くらい不動産関連の本を読んだり、副業の勉強したりしてみてはいかがでしょうか?
 私は家に帰ると一杯飲んでしまうので、帰り道に喫茶店に寄り、毎日1~2時間勉強していました(結果はまだ出ていませんが)。

お金の教養が身につく無料セミナー
第一歩として、無料セミナーがあるので、時間を見つけて行ってみるのが良いと思います。無料セミナーなので内容は広く浅くですが、資産運用の知識がなくても数回通えばぼんやりと自分にとっての課題が見えてきますよ。最後に有料への案内がありますが不要であれば断れば大丈夫です。

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