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IRR(内部収益率)は、リスクあるが持ち株会が最高?

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本日のマーケット

  12月2日(水)前日終値増減
日経平均26,800.9826,787.5413.44
為替円/ドル104.55104.30.25
NYダウドル29,823.9229,638.64185.28

 今日の東京株式市場は、日経平均は上昇、TOPIX、JPX-NIKKEI400の3指数とも続伸。今日は昨日の高値を警戒しての動きと利食いの動きで前場は下値を見るが底堅い、後場で徐々に持ち直したという動き。売買代金は3兆円超。値上がり銘柄は53%に達した。

IRR(内部収益率)を評価してみた。

 先の記事で利回りを単純に評価する方法としてIRR(内部収益率)が有効であることを紹介した。今まで積立てしてきた金融商品について、その指標で評価してみたい。

1)財形貯蓄:会社で積み立てているものだ。奨励金として1.0%がつく。
 毎月2万円+ボーナス月10万円(年額44万円)×4年間
    ⇒ 実際の評価額は1,780,960円(IRR=0.47%)
 会社からの1%の奨励金だけではIRRは0.4%なので、運用益分が0.07%ということか?

2)住宅財形&年金財形:こちらも会社で積み立てるもので、奨励金として2.5%がつく
 毎月2万円+ボーナス月10万円(年額44万円)×4年間とすると会社からの奨励金のみの計算でIRRは1.02%となる。運用益分がのると、1.1%くらいの利回りになるかと。

3)持ち株会:こちらは奨励金が8.0%つくので、同様の計算すると
 毎月2万円+ボーナス月10万円(年額44万円)×4年間で会社の奨励金のみでIRRは3.36%となり、上記に比べるおいしい。運用益が出ればさらに良いが、株価がマイナスとなるリスクもあるのでご注意を。

4)年金保険:以前紹介した日本生命のものだ。
   毎年28.7万円を10年間積立て、11年目より毎年10年間30万円を受け取る。
    ⇒ IRRは、0.44%、運用益がこれにどれだけ加算されるかだけど期待はしない。
   上記と比較すると財形貯蓄並みですな。年金貯蓄レベルあればよかったのに残念。

5)S&P500:ちなみに2年前からNISAで始めた投資信託のS&P500のIRRを計算してみた。あくまでも確定させていないので評価額での算出であるが。
    ⇒ IRRは13.43%

 これだけを見ると投資信託を選びたくなる。年金保険を元本割れ覚悟で解約してS&P500に突っ込みたくなるよね。

 現役世代で、投資の勉強もせず、貯蓄だけの知識だけだったら、若い時は住宅財形で、住宅財形を使い切ったら年金財形に切り替えるのが良いかもしれない。私はお金の勉強をしてこなかったから住宅財形は満額使ったが、年金財形を使うという発想ができなかった。年金財形は55歳で申し込み終了となるので私はもう使えない。住宅財形も年金財形も奨励金が出るのでお得に感じる。

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