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「定年まで逃げ切りたい」と考えている働かないおじさんの処遇

人生楽しまないと!
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本日のマーケット

  9月 14日(火)前日終値増減
日経平均30,670.1030,447.37222.73
為替円/ドル110.12109.980.14
NYダウドル34,869.6334,607.72261.91

 今日の東京株式市場は続伸しました。日経平均は2月の高値を抜いて1990年8月以来31年ぶりの水準となっており画期的な1日となりました。米国市場が5日ぶりに反発しており安心感が戻ったことと、コロナワクチン接種率が5割を超してきたことより危機感が後退したことより、強い動きに繋がっているものとみます。

働かないおじさんにならないための方法

 日本の企業の中高年社員は「定年まで何とか逃げ切ろう」と考えている社員が多い言われています。

 そんな社員に対し、外資の場合、上司がどのくらい熱心に仕事をしているか、チームの生産性に貢献しているかなどについて、部下たちが管理職のパフォーマンスを評価・査定していて、その結果がかんばしくなければ、会社が改善を支援し、それでもダメなら異動か退職となるのが通常です。

 今後日本も同様になってきますので、今更の方は「一緒に定年逃げ切りを頑張りましょう」ですが、まだ40代前の方は是非、下記の視点で見直してみてください。

自分の専門性を徹底的に磨くこと、普遍的なスキルを身につけること

 おじさん会社員は、今の会社で必要とされ続けるためにも、また転職という可能性のためにも、そして将来「老害」「働かないおじさん」と呼ばれないためにも、「外に出ても通用する力」を身につけるしかないです。そして、そのために大事なことが2つあります。

 1つは、普遍的なスキルを獲得すること。30代であれば、目標が設定できて、計画立案ができて、進捗管理ができるようになること、そのような汎用的な力があれば、仕事が変わっても会社が変わっても、生きていけます。もっといえば、会社に頼らなくても生きていけるようになります。また、会社が求めることは年齢とともに変化していきますので、現在の自分が求められていること、これから求められることを認識するのは大切となっています。

 もう1つは、自分は「何屋」なのかを見極めていくこと。自身の強みや専門性を明確にすることは、30代以降の会社員には特に重要になります。営業なのか、経理なのか、もしくはマネジメントという汎用性の高いスキルに特化するのか……。自分は「何屋」なのか、自身の仕事を要素分解して考えてみましょう。その際に重要なのは、「他社でも通用するのか」を基準にして自身を客観的に顧みることです。社外の人と交流を深めて他社の話を参考にする、副業を試してみる、他社の面接に応募してみるなど、自身の力を客観的に判断する方法はいくらでもあります。そういった行動をすることが大切なのです。他社でも通用する力があるなら、そのスキルをさらに磨いていく。通用しないと思ったら、不足しているスキルを身につける。そうして今後の選択肢を増やしていくのです。

定年逃げ切りおじさんは「ひとり起業」で長く気楽に働く。

 今までリスクをとった行動をしてこなかった働かないおじさんはどうしても「定年まで逃げ切ろう」という考えになってしまいます。リスクをとらないという習慣が身についてしまっているのです。そういう定年逃げ切りおじさんには、リスクの少ない「ひとり起業」の準備を始めましょう。

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