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サッポロHD と日本板硝子も早期退職

早期退職
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本日のマーケット

  12月30日(水)前日終値増減
日経平均27,444.1727,568.15-123.98
為替円/ドル103.14103.53-0.39
NYダウドル30,335.6730,403.97-68.30

 今日の東京株式市場は大納会、日経平均は反落。先日の大幅上げの反動とニューヨーク反落影響で下げたものと見ている。昨日に比べると落ち着いた動きで、来年への期待がうかがえる。
 今年1年で3,787円、16%の上昇で終わった。3月のコロナ安値と比べると11,000円の上昇となる。来年はバブル時の最高値を狙える動きをとるかもしれない。

サッポロビールで早期退職応募者110人。支援金と退職金で5000万円?

 今年はオリンパスとカシオで最後だろうと思っていた早期退職のニュースが年の瀬押し迫ってきたこの時期に2つも出てきた。サッポロホールディングスと日本板硝子だ。サッポロは人材再配置による成長分野へのシフトとしているが、日本板硝子は新型コロナウイルス感染拡大を受けた構造改革の一環で、人件費の圧縮を図るようだ。

 サッポロホールディングスは23日、子会社のサッポロビールで実施した早期退職優遇制度の2次申請分について59人の応募があったと発表した。勤続10年以上45歳以上のサッポロビールに在籍している社員を対象(一部対象外の職務あり)として、人数を定めず10月1日から12月10日に募った。退職日は2021年5月20日。今年5月に実施した第1次申請分では51人が応募しており、同制度への応募者数は合計110人。
 通常の退職金に加えセカンドキャリア支援金を支給し、再就職支援サービスも提供するそうだ。支援金と退職金と合わせて5000万円ではないかとの口コミがあった。

 5000万円ならば利率5%で回せれば、年間250万円、月にすると20万円になるので手をあげるのもありですね。月額は減るけど4%ルールで優良インデックスファンドに投資できれば、長期間の不労所得としては申し分ない金額となりますよ。

 その後2020年12月期通期決算で、早期退職優遇制度活用は、関連3社で355名、一時費用49億円との発表がありました。単純計算ですが、割増金はひとりあたり1400万円くらいとなりますね。

 サッポロの黒ラベルは、缶ビールの中では一番好きです。頑張ってほしい。

日本板硝子 2000人削減で収益改善、早期退職募集800人が対象

 日本板硝子は29日、来年1~2月に早期退職を募集すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受けた構造改革の一環で、人件費の圧縮を図るようだ。40歳以上の社員約800人が対象で、募集人員は定めないという。3月末に退職する。国内では社員の約1割に相当する400人を減らす予定で、早期退職募集はその一環。対象者には退職金を上乗せし、再就職を支援する。関連費用は特別損失として計上する。
 日本板硝子はガラス製品の販売が落ち込み、2021年3月期連結決算で本業のもうけを示す営業利益は前期比57・5%減の90億円になる見込みだ。早期退職を含めて、来年3月までにグループの世界全体で約2000人を削減する方針で、事業売却も進めて、100億円規模の収益改善につなげる計画だ。ガラスフィルムからも撤退しちゃうのかな?あれって開発コストかかってたよね。
 以前営業の職場にいた時、お付き合いしていたお客さんが日本板硝子の関連会社(子会社)だったので販売落ち込みのニュースを聞くと影響が懸念されます。最近までは順調に注文もあったので大丈夫と思いますが。子会社の方を先にやりますからね。

 年末の押し迫ったときに早期退職募集の話をするのは恐縮ですが、対象となっている従業員にとっては年末年始休暇に入っているタイミングでの発表なので、周りの同僚には相談もできず決断せねばならない事態ですね。「大企業に入れば一生安泰」と言っていた時代は終焉を迎えていて、自ら考え行動することが求められているのですね。下流老人にならないために勉強と行動は起こしましょう。

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