お薦め記事

すべき転職~お金の教科書より

早期退職
スポンサーリンク

本日のマーケット

  12月24日(木)前日終値増減
日経平均26,668.3526,524.79143.56
為替円/ドル103.65103.550.10
NYダウドル30,129.8330,015.51114.32

 今日の東京株式市場は、続伸。クリスマスイブなので商いは薄かったが、67%の銘柄が上昇した。株価の水準はしっかり上昇。

すべき転職とするべきではない転職

「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」より、すべき転職とするべきではない転職について解説されていたので紹介します。

 現代のアメリカでは、一つの仕事を続ける長さは平均4年半であり、キャリア初期のほうが転職回数が多くなる傾向があるそうです。同様に日本でも終身雇用制度が崩壊し転職や副業のニーズが高まってきていることは皆さんもご存じと思います。これからの先の未来ではもっと転職が多くなることが予想され仕事や人生で環境の大きな変化を何度も経験することになることになるでしょう。
 しかし、このように確実の訪れてくる「変化」に対して万全の準備をしている人はほとんどいないのではないでしょうか?人には現状維持バイアスがあって変化に備えること自体が苦手で現状維持を選択してしまうようです。
 仕事を続けていくうちに、知識・経験・人脈・スキルなどの仕事に必要なものが手に入り、生産性が高まり、会社にとってより価値のある存在になりますが、それは皆さんの人的資本になります。その人的資本を利用することによりキャリアアップの転職ができます。これから先、転職が当たり前になる社会では、自分に投資して生き残っていく努力が必要になります。つまり会社におんぶに抱っこで定年を迎える時代は終わってしまったので給料以上の成果をあげられない人は容赦なく切り捨てられことを意味します。自分自身の価値を高め、その価値を適切に評価してくれる会社に移っていくというようなやり方をしていかないと生き残れません。
 残酷な成功法則というものがあって「社会人になって早い時期に頻繁に転職する人はキャリア最盛期に高賃金、高収入を得ている傾向がある」という経済学者の理論があります。たった一回の就活で自分にふさわしい職がわかるはずがないですよね、様々な職を渡り歩くことにって最適解が見つかるものです。また転職は自分の理想の職業を見つける以外にもメリットがあります。仕事経験が15年以上で経験した役職が2つ以下のものが経営幹部になる確率はわずか2%だったのに対し、経験した役職が5つ以上だったものが経営幹部になる確率は18%にものぼったというデータがあるといいます。様々な職を渡り歩く人ほど経営幹部、指導者になりやすかったのです。
 このように転職はあなたの能力を高めてくれる!

 ではどのくらい転職を繰り返せば理想の職が見つかるか?その方法は、「最適停止理論」で行うのが良いらしい。例えば職探しと同じような重要な人生の選択が必要な婚活を例にとってみると、現実的に日常でデートが可能な人数を100人とすると、その平方根である10人にまず会ってみる。その中で一番良かった子を覚えておき、その後11人目からはその覚えていた子と比べ良い人が現れたら、その人が運命の人と言えるとのこと。転職の場合、現実的には5社目あたりがねらい目とすると、5社の平方根、2~3社を様子見として経験して、その中で一番良かった会社を基準として、それ以降転職した会社で基準を上回る会社を選定すれば、ほぼ間違いなく、その会社があなたにぴったりの会社であるということになります。
 進めるには注意事項もあるので、これらを試す前に一読することをお勧めします。

 ちなみに目次は以下の通りです。
第1章:お金の計画の基本
第2章:お金とキャリア設計の基本
第3章:就職、転職、企業の基本
第4章:貯金と銀行の基本
第5章:予算と支出の基本
第6章:信用と借金の基本
第7章:破産の基本
第8章:投資の基本
第9章:金融詐欺の基本
第10章:保険の基本
第11章:税金の基本
第12章:社会福祉の基本
第13章:法律と契約の基本
第14章:老後資産の基本 

最後の老後資産の基本が気になる方もいらっしゃるでしょうから、さわりだけ、
資産作りは早く始めると有利」でこの資産作りとは投資のこと、それは長期間投資することにより「福利の効果」が効き、効果が大きくなる。


コメント

タイトルとURLをコピーしました