早期退職、幸楽苑HDが希望退職者を募集

本日のマーケット

　今日の東京株式市場は、続伸となりました。ニューヨーク市場がビットコインの急落と経済統計がやや不透明となったことで長期金利がひと段落したことをうけ、米国ハイテク株が急反発となったことの影響を受けたとみています。

幸楽苑HDが希望退職者を募集　役員報酬も減額

　大手ラーメンチェーンの幸楽苑ホールディングスは5月19日、希望退職者を募集すると発表しました。目的は「人員の適正化と年齢構成の調整を実現するため」としています。

　対象者は2021年4月1日時点で40歳以上かつ5年以上勤務経験がある正社員で、募集人数は50人程度とのことです。退職日は6月30日で、希望者に対しては再就職支援を行うそうです。

　希望退職者の募集に伴い発生する退職金などは、22年3月期連結決算で特別損失として計上する予定だそうです。応募者数や退職金総額などは現時点で未確定なので、特別損失の計上額は判明した時点で速やかに公表するとのことで分かり次第共有します。

　また、同社は役員報酬を減額するそうです。2期連続の最終赤字に陥った経営責任を明確にするためで、会長は3か月間、月額報酬の100％、社長は50％、常務は10％をそれぞれ減額するとのことでした。

ドラッグストアで250円、スガキヤ豚骨生ラーメンとの競争に負けた？

　幸楽苑は昔「きでん」と言っていました。その当時、290円のラーメンを家族全員で食べに行くのが我が家の恒例行事で、子供たちは外食自体に大喜び、100円足して大盛にしてお腹いっぱい食べるのが楽しみでした。私がコスパが悪い生ビールを頼むと、家族から白い目で見られた記憶が蘇ります。
　そんな楽しい思い出があるラーメンチェーン店ですが、最近行ってないですね？独り暮らしになって「お金の勉強」をするようになったら、ドラッグストアで売っている250円の「スガキヤ」の豚骨生ラーメンを家で作って食べたほうが安くてうまいことを知ってしまいました。

　私の中では、幸楽苑の290円「中華そば」は、スガキヤの250円豚骨生ラーメンに敗北しました。