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転職経験者500人を対象にアンケート(ビズヒッツ社、三重県鈴鹿市)

 転職先を見つけるうえで、様々な方法があると思いますが、どのような方法がとられているかをアンケート調査した結果が公表されていましたので、紹介します。

 転職先を見つける手段は「転職サイト」だけではありません。転職エージェント、ハローワーク、派遣会社、知り合いの紹介などさまざまな方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、たとえばコネ入社だと「採用されやすいけど、辞めにくい」ということもありますね。

 今回、転職経験者500人に「利用してよかった転職方法」についてアンケート調査を実施した結果をランキング形式でまとめています。

調査概要

調査対象:転職経験者
調査日:2021年4月15日~22日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性303人/男性197人)

調査結果

第一位:ハローワーク

・職員の方にその会社のリアルな情報を聞けるから。出入りが激しいから、何か環境に問題がある会社なのかもしれないなど(男性、24歳で転職)
・地元の求人に強く、給付金をはじめとしたさまざまな支援を受けられる(女性、35歳で転職)
・面接までの連絡をハローワークが仲介してくれるから楽でした(女性、42歳で転職)
・雇用条件の交渉がしにくい(男性、23歳で転職)
・混んでて時間がかかる(男性、50歳で転職)

 担当職員によって対応に多少差があるものの「職員により差はあるが、たいていは親身になってサポートしてくれた」「気になることを質問できた」という回答が多数でした。仕事探しや書類づくりの相談だけではなく、失業給付や職業訓練について相談できるのもメリットなのだと思います。
 公的機関で中立の立場なので「自分の意見を言いやすい」という意見もありました。一人で転職活動をしていると行き詰まることもあるので、損得感情なく相談に乗ってくれるプロを頼るのはいい方法ですね。
 デメリットとしては「基本的に平日日中しか開いていないので、仕事しながらだと通いにくい」「待ち時間が長い」「給料が高い求人は少ないと感じた」などが目立ちました。また、過去訪問したシニア代の方の意見だと「来てはいけないところだ」と感じたとの意見も聞いたいことがあります。このシニアの方は高所得者だったようで、ハローワークに来訪していた周りの方が底辺労働者のように見えたようでした。
 しかし、地域に根付いていて地元の求人に強いというのはよいですよね。

第二位:転職エージェント

 転職エージェントでもハローワークと同じく、担当者に相談したり、書類の添削を受けたりしながら転職をすすめられます。「求人が豊富」「キャリアの棚卸しができる」「希望条件や経歴にあう仕事を紹介してくれる」という回答が多数です。
 またハローワークとは違うメリットとしては、「一般に公開されていないものも含め、優良な求人が多い」「給与など条件面の交渉ができる」「辞退時の連絡なども代行してくれる」などが挙げられました。
 デメリットとしては、ハローワークと同じく「担当者によって対応に差がある」が挙げられています。また「連絡が多い」「希望ではない求人に応募させられそうになった」という回答もありました。

第三位:転職サイト 

・未経験、スキルがない人向けの求人が多くあること(男性、24歳で転職)
・手軽に求人を検索出来て、メールで簡単に自分の情報を入力して応募できる(女性、34歳で転職)
・履歴や職歴を登録していれば企業からオファーが届くので、毎日自分で探す手間がないのがメリット(女性、42歳で転職)
・アドバイスなどは一切ないので自力でやらなければいけない(女性、27歳で転職)
・応募しても返信が来ないことが多々ある(男性、29歳で転職)

 転職サイトは無料で検索・応募ができて、時間を選ばず仕事探しができるので、ハローワークや転職エージェントに行く時間がない人でも利用できるのが良いですね。
 メリットとしては「無料で手軽」「求人数が多い」「自分のペースで転職活動ができる」が多く挙げられました。また「企業・転職エージェントからのオファーやスカウト」が受けられるサイトも多く、これらの機能が便利と感じた人も多数。
 デメリットとしては「エージェントのようなサポートがない」「応募しても企業からのレスポンスが遅かったり、なかったりする」などが挙がりました。

第四位:知人の紹介

 「採用までがスムーズ」「条件交渉がしやすい」「事前に仕事内容や職場の雰囲気について聞ける」「知り合いがいて心強い」などの回答を多く寄せられました。
 採用の可能性が高くなるのは大きなメリットですし、知人との関係が近いほど「普通は聞きにくいこと」も聞けて安心ですよね。企業側にとっても「事前に応募者の人となりがわかる」というのはメリットになります。
 一方デメリットとして多く挙げられたのは、「知人の顔をつぶせないので、辞めたくてもすぐには辞めにくい」でした。

第五位:派遣会社

・担当者が条件に合う仕事を見つけてくれ、面接に同行してくれるなど、一人で転職活動をするよりも心強かった。就業先で何かあった時の相談もしやすかった(女性、25歳で転職)
・紹介される派遣先も大手で、福利厚生内容も安心できるし、きちんと研修もしていただける(女性、29歳で転職)
・まず会社の雰囲気や仕事内容を把握してから入社を決めれるという安心感があった(男性、44歳で転職)
・就業形態の将来性には不安を感じる。その場合は紹介予定派遣を選ぶのが良いのかなと思う(女性、29歳で転職)
・最初に一度事務所へ行って登録・面接しないといけない(女性、36歳で転職)

 「条件に合う仕事が見つかりやすい」「研修などサポートが充実」「高時給」「大手企業で働けた」というメリットがあげられました。また「派遣から正社員になれた」という体験談も複数ありました。誰もが必ず正社員になれるわけではありませんが、大手企業に派遣されて、そのまま直接雇用されたら、とても嬉しいですし大きなメリットですよね。
 デメリットとしては、転職時というよりも、働き始めてからの困りごとが多く寄せられました。具体的には「時給なので休みが多い月は収入が少なくなる」「派遣期間に定めがあり、予定より早く派遣終了になることもある」などです。

その他:求人雑誌を利用するや直接企業に応募したという例もありました。

まとめ

 転職経験者500人にアンケートを実施し「利用してよかった転職方法」を聞いたところ、1位は「ハローワーク」でした。公的機関ならではの安心感があり「地元の求人が豊富」「職員が親身になってくれる」「職業訓練を受けられる」という回答が多数。一方のデメリットとしては「働きながらだと利用しにくい」「混む」などが挙げられました。
 なお「利用してよかった転職方法」の2位以下には「転職エージェント」「派遣会社」などがランクイン。全体的に見て「転職に精通したスタッフ」に相談しながらすすめる転職方法に満足している人が多いとわかりました。
 とくに「一人での転職活動が不安」という人は、ハローワークや転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

 また、実際の転職はリスクがあるかもしれませんが、転職活動はノーリスクですので、モヤモヤしている方は、一度活動をしてみると自分の市場価値を改めて認識できるかもしれません。

副業がばれるランキング

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