お薦め記事

早期?退職、シニア退職後も働く3つの理由

早期退職
スポンサーリンク

本日のマーケット

  7月 5日(月)前日終値増減
日経平均28,598.1928,783.28-185.09
為替円/ドル110.91111.04-0.13
NYダウドル34,786.3534,633.53152.82

 今日の東京株式市場は、反落となりました。米国が休みの影響もあり、売買高は今年過去最低でした。また、日曜日の都議選で自民党が勝てなかったことも弱気の材料となったようです。

シニア退職後も働き続けたほうが良い理由を理解して準備を始める。

 懸命に夢中になって働いてきたこともあった働かないおじさんたちが、本格的に「シニア退職後」に直面するのはこれからだと思います。「会社という束縛から解き放たれて自由に過ごせる時間は、おじさんの場合は人生100年時代を迎えるとすると約25年、長い人だと40年ほどもあります。
 「リタイヤ後はノンビリ過ごしたい。あくせく働きたくないよ」と考える人も多いかもしれません。しかし、定年を迎えて仕事をパッタリとやめてしまうことには、リスクが伴います。定年後も働き続けたほうがいい、その理由は主に3つあります。

①長く働き続けたほうが健康でいられる
 働くことは、体を動かし、頭を使うだけでなく、心にハリを持たせ、自分が社会に必要とされているという自己肯定感を生みます。長く働き続けることは、健康面にもプラスの影響があります。
 経済財政諮問会議の資料でも医療・介護費と65歳以上の就業率には、逆相関の関係があることが分かっているそうです。つまり、働いている65歳以上が多いほど、医療・介護費は少ないということですね。

②年金以外の収入が得らえるので長生きリスクに備えられる
 働くことで得られる「収入」は、言うまでもなく、日々の生活を支えてくれます。生活スタイルや家族構成、年金額の多さにもよりますが、豊かな老後生活を公的年金だけで維持するのは、多くの人にとっては難しいでしょう。65歳以降に年金を受給するようになっても、プラスαの収入があることで、暮らしに余裕が生まれます。
 さらに、月々の生活を賄えるだけの一定の収入があれば、年金の受給開始を遅らせることもできるのです。公的年金は、受け取りを65歳の受給開始時期から1カ月遅らせるごとに、0.7%ずつ増額されます。70歳まで遅らせれば42%増額、つまり支給額が65歳時に予定されていた額の1.42倍となります。このように、支給時期を遅らせることを「繰り下げ」といいます。
 
③「居場所」があるので生きがいにつながる
 定年を迎えても働き続けるシニアは、仕事を通じてやりがいや居場所を確保できます。仕事という形でなくても、ボランティアや趣味のサークルなど、世の中とつながりのある場を持つことが「心のハリ」にもなります。
 厚生労働省の調査によると、「働いている・何らかの活動を行っている」という人が60代では7割以上、70歳以上でも5割近くに上ります。仕事を含め、ボランティアや地域社会活動(町内会、地域行事など)、趣味やお稽古事をしているシニアが多数いるようです。
 こうした活動の場を急に失うと、喪失感や孤独感を覚え、心が不安定になってしまうこともあるでしょう。「会社」という枠組みから解き放たれて、イキイキと過ごしているシニアの共通点は、「自分が快適に過ごせる居場所」を持っていること。自宅と職場以外の「サードプレイス」を持つことも、定年後の「居場所」づくりには重要です。趣味や地域活動、ボランティア、生涯学習など、仕事に限らず活動の場を持っておくことで人脈が広がり、思わぬところから「仕事」が生まれることもあります。


コメント

タイトルとURLをコピーしました