お薦め記事

何がわからないのかがわからない!(異動で新職場)

早期退職
スポンサーリンク

本日のマーケット

  11月17日(火)前日終値増減
日経平均26,014.6225,906.93107.69
為替円/ドル104.17104.56-0.39
NYダウドル29,950.4429,479.81470.63

 売買代金は2兆7,248億円、値上がり銘柄数は753。対して値下がり銘柄が64%あり。29年ぶりに26,000円台を回復した歴史的な日。ここのところずっと一気に上昇してきているので高値警戒で伸び悩んだよう。

考えることは過酷な仕事だ。だからほとんどの人がそれをやらない。

 還暦間際で職場が変わって、今まで携わったことのない事業分野に異動して1か月半が経った。
職場のメンバーが話している用語がわからない、話している内容がわからない。さあ困った。

 このような「分からない」には3パターンあるそうだ。「考える力の鍛え方」(上田正仁/著)を紹介します。

 ①事実を知らない。
 ②答えが分からない。
 ③何がわからないのか分からない。

 ①については、ググったら解決する。②はシンプルにその”分からない”を分解すれば解決できる。しかし、問題は③の「何がわからないのかが分からない」は、解決しなければならない課題が存在するのはわかっているのだけど、それが何なのかを言葉にできない状態のことで、これが一番厄介だ。
 この解決方法を習得して「考える力」を鍛えよう。
 多くの人はこのような場面に立ち会うと、たじろぎ、あきらめ、タイムアウトしてステージを去ることになる。ではどうすればよいか?まずやるべきことは情報収集!関連しそうな事柄をかき集めること、そうすれば、何を解決すればよいかが見えてくる。

 現在、新職場に異動して1か月半、会議に参加するが、「会話の内容が分からない、用語もわからない」だらけである。こんな状態が続くとネガティブになってしまう。これは、当たり前のことで本人の能力とは関係ないので自分を責める必要はなく、むしろ自分の思考力をパンプアップさせるチャンスとポジティブに考えるべきだそうだ。
 そして、その具体的な対応方法は次の通り、
 1)答えを探さないこと。関連情報をかき集める、確認作業モードで情報収集する。
 2)入手したネット情報は、事実とノウハウを分けること。手に入れた情報の事実/ノウハウを見極める。
 3)理解した情報は捨てること。情報の断捨離をして意識の分散を防ぎ、本当に理解できないものだけ残していく。
 4)情報は理解できるまで集中して読み込む、そして理解したら捨てること。集中することが大事。

 問題を見つける力が最重要であることは皆さんもご存じと思うが、その中で「何が分からないか分からない」の解決方法を習得することにより、「考える力」を鍛えられる。

 さらに「問題を解く力」とは、自分が設定した問題を解決に至らせる力のことで、複雑なものをシンプルに分解して取り組むことである。後は、一つ一つに分解された問題を丁寧に解いていくだけである。この方法を持続的に集中的に考え続けることにより、「あきらめない人間力」を習得できる。

最後にヘンリーフォードの言葉をご紹介します。
「考えることは最も過酷な仕事だ。だから、ほとんどの人が、それをやらない」


コメント

タイトルとURLをコピーしました