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個人事業主?電通が新たなリストラ策か?

早期退職
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本日のマーケット

  11月16日(月)11月13日(金)増減
日経平均25,906.9325,385.87521.06
NYダウドル29,479.81
為替円/ドル104.61104.62-0.01

 今日の東京為替市場は大幅反発となり、最高値更新。売買代金は2兆6689億円。値上がり銘柄は78%が上昇。ダウも3万ドルも見えてきている展開。明日は26,000円台を伺うだろう。

電通、社員230人を個人事業主に、新規事業創出をねらう

 電通は一部の正社員を業務委託契約に切り替えて「個人事業主」として働いてもらう制度を始めるそうだ。新制度の適用者は全職種の40代以上の社員約2800人を対象に募集。適用者は早期退職したうえで、電通が新規に設立する新会社と業務委託契約を結ぶ。契約期間は10年間で電通勤務時の給与をもとにして固定報酬のほか、実際の業務で発生した利益に応じたインセンティブも支払われる。
 こういった取り組みは、定年退職後の再雇用者と結ぶ話は聞いたことはあるが、早期退職を募集して行うのは、希望退職より耳障りの良いリストラと見えてしまう、電通の業績を見るとなおさら。
 10年間固定報酬が約束されるということなので、先の見えた管理職の皆さんは十分な準備期間が取れるとして取り組んでみるのもよいかもしれない。即副業も開始して、会社の看板を背負わなくても自らがやっていけるようあらゆる手を尽くす、その手を尽くした結果はすべて自分に返ってくるので前向きにチャレンジしてみよう。
 ただし、長年サラリーマンをやっていると課題への気づきとその顕在化の思考回路が停止している。指示されたことを効率よく処理する能力は鍛えているが、自ら課題に気づき、顕在化させて手を打つという能力が鍛えられていない、特に礼節のないパワハラ職場にいると顕著だ。更に個人事業主となった後、売り上げがなければ収入がなくなるので、借金返済はもちろん事業として活動する資金さえなくなる。このようなことが頭をよぎる方は手をあげないほうがよいですね、うまく行かなかったときはゲームオーバーとなってしまう。その視点で言うと個人事業主は全く違う。長年個人事業主をやっていると自分で課題に気づき顕在化、解決させていく(PDCAのサイクルを自ら回す)ことができるようになってくるんだけど。
 そういった点も考慮して、「個人事業主のは自分には合わない、やはりサラリーマンとして人からの指示で動いたほうがよい」という者に対しては復職できる制度退職金を担保とした融資制度税金対策支援なども併せて整備していけば、手をあげる人も多くなり、個人事業主が数多く輩出され企業イメージも向上するだろう(企業も人減らしの狙いは功を奏すると思う)。電通だからできるんだよという声も聞こえるが、様々な試行錯誤の上こういった課題を乗り越え、この制度を日本に根付かせてくれることに期待したい。

 この電通の「働き方改革?」は、波紋を呼んでいるようです。↓↓↓↓↓↓

電通の「働き方改革」波紋 中高年社員の早期退職募り、4月から個人事業主に :東京新聞 TOKYO Web
電通が中高年社員の「セカンドキャリア」を支援するとして4月から本格的に始まる制度が議論を呼んでいる。40歳以上の希望者を早期退職させ個...


 



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