リベ大の両学長の動画から面白い小話をふたつ紹介します。よい話と思ったので紹介します。
タルムード(ウィキペディアより引用)
タルムードとは、モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」を収めた文書群である。6部構成、63編から成り、ラビの教えを中心とした現代のユダヤ教の主要教派の多くが聖典として認めており、ユダヤ教徒の生活・信仰の基となっている。ただし、聖典として認められるのはあくまでヘブライ語で記述されたもののみであり、他の言語に翻訳されたものについては意味を正確に伝えていない可能性があるとして聖典とはみなされない。エルサレム・タルムード(英語版)と対比してバビロニア・タルムード(ヘブライ語版)と呼ばれることがある。
一つ目は、「難破船と三人の乗客」のお話。
ある時、航海に出た船が無人島で難破して、修理をすることになった。船に食料がない。そこで三人の乗客は、それぞれ次のような行動をとったそうだ。
一人目、いつ修理が終わって船が出航してしまうかわからないので、そのまま船に残った。
二人目、船がいつ出航してもよいように果物はあまりないが船が見えるところで過ごした。
三人目は、無人島の奥には果物がたわわに実っていたので、船は見えなくなってしまっていたが、それを取りに行き、たらふく食べた。
さあ、あなたは何人目の乗客ですか?この議論をユダヤ人は小さいころから家庭でしているそうだ。
ホモサピエンスは、知恵があるので連携してこの難局は乗り越えられたと思うけどね。
二つ目のお話は、「魔法のザクロ」
仲良し3人兄弟が成人を迎えた時に「これから10年各地で修行して自分が見つけた不思議なものを持ち寄って見せ合おう」と言い、一番上の兄は世界中が見渡せるガラスのコップを、2番目の兄は鳥よりも高く飛べる魔法の絨毯を、一番下の弟は不思議なザクロの実を持ち帰りました。
もどった三人兄弟は「不思議なものを」見せ合いました。その時一番上の兄の魔法のコップを見ていると重病でベッドに寝ているお姫様の姿がありました。それを見た三兄弟は、2番目の兄が持ち帰った魔法の絨毯でお姫様ののところへ飛んでいき、一番下の弟のザクロの実を半分差し出して食べさせたところ、病気が急回復。王様は大変喜び、誰でもよいから姫と結婚してもよいから話し合いなさいと。
そこでお姫様が「私に質問させてください」と割って入りました。
さて、結婚したのは何番目の兄弟だったでしょうか?
定年まで会社にしがみついていてリスクを取らないのは、大きな成功ができないということか?
タルムードについてのまとめ記事はこちら↓↓↓↓
コメント