お薦め記事

青森探索の旅、十和田湖で足止め、山崎見つからず

人生楽しまないと!

 サントリーウイスキー山崎を探し求めて、首都圏周りの静岡、山梨、長野県を巡りましたが、一本の山崎も見つけることができず、首都圏から遠く離れた東北地方では容易に見つかるのではないかと考えて夏休みを利用して青森県まで足を延ばしてみました。

 今回は都心でレンタカーを借りて移動するのは現実的ではないので、夜行バスに上野駅から乗り込んで10時間のバス旅行です。バスは3列シートで前後左右カーテンで仕切られているので狭い座席の中はプライベート空間、持ち込んだウイスキーとYOUTUBE動画を楽しみながら、浅い眠りにつきます。途中トイレタイムがあり数回サービスエリアに停車しましたが、予定通り朝8時過ぎに青森駅に到着しました。レンタカーを予約していた時間は午前9時だったので、その前に駅前の大戸屋で朝食。

 さて今日こそは山崎と出会うぞと意気込んで数店舗酒屋を巡るも、状況は同じ、日本全国、いや全世界でそうなっているのかもしれません。今回でサントリーウイスキー山崎を探し求める旅は終了になるかもしれない、そんな予感を感じながら捜索ドライブスタートです。

 当初予定してた弘前~世界遺産白神山地方面へのドライブは、ここ連日の豪雨で通行止めが発生しているとのレンタカー会社の方からのアドバイスがあり断念、結果として十和田湖方面に向かうことにしました。関東では見ることができないブナの原生林のど真ん中を走る道路を進みながら、時折クマ出没注意の標識を横目で見て奥入瀬渓流を目指します。

 到着するとそこには渓流はなく、濁流の奥入瀬渓流、宿でのウイスキーをより一層美味しく飲むため、川沿いウォーキングを計画していましたが、一般道にも水があふれていて遊歩道は浸水していたためウォーキングはあきらめて早々に十和田湖温泉の宿へ向かいました。宿の到着すると雨が一層激しくなり、湖畔の散歩もままなりません。仕方なくその宿の温泉を楽しみました。結局この日は大きく予定変更していたため、酒屋やスーパーに寄るだけの心の余裕がなくウイスキーの仕入れはできませんでした。

 次ぐ日は八戸方面に行って酒屋回りをしようとしましたが、十和田湖は山に囲まれた湖で十和田湖から脱出するためには、すべて山道を通らねばなりません。その峠道がことごとく通行止めになっていて仕方なく宿に戻り、連泊の予約をして湖畔の散歩をすることにしました。ちょうど雨も上がり遊覧船も営業始めたのでウイスキー片手に乗船することにしました。程よい揺れと霧の合間から見える素晴らしい自然の景色、豪雨の峠道の運転の緊張感から解放された安心感もあってか、乗船とともに夢の中へ入ってしまいそうになるのをぐっとこらえるに必死でした。

 十和田湖3日目は何とか青森方面に抜ける道が開通したらしいとの情報をフロントからもらって出発することにしました。峠の山道を抜けるとなぜか快晴。あの豪雨は何だったのか?向かった方向が誤りだったようです。頭を切り替えてウイスキー探しです。しかし途中酒屋やスーパーを覗くも目的のウイスキーには巡り合えませんでした。

 こうして3日間で青森の酒屋巡りに充てた時間が終了、あまり深く探索はできませんでしたが、東北地方の青森県でもサントリーウイスキー山崎は、普通には店に置いていないということが把握できました。これは、店舗でいつでも買える状態にある店は日本国内にはないということを改めて認識させられた今回の仕入れの旅でした。

 現段階、サントリーウイスキー山崎を入手するための地域性はどうやら影響度はそれほど高くないように思えます。つまり、日本各地何処に行ってもサントリー山崎は容易に見つけることはできない、と言うのが今更の結論になります。以前、東京から大阪までレンタカーで走り、300万円分くらいの山崎を仕入れられた方がいるという話がありましたが、それは数年前のことでこれほどまでに山崎が市場で人気になる前の仕入れだったから可能だったのではないかと思われます。

 実は、その後別の方法で山崎、白州、響と出会い、現在各10本近く手元にあります。その辺の話は次の機会でさせていただければと思います。

買い集めた在庫の一部です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました