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サントリーウイスキー山崎を発見!

人生楽しまないと!
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それはあまりにも突然でした。

 会社の就業時間が終わり、いつも6時頃から家電量販店やドン・キホーテなどのウイスキーコーナーを巡りながら帰路についていて、駅から自宅の間にある酒屋もいつものぞき込んで帰宅するというのがルーティンとなっていました。

 その日は連休が明けた月曜日、いつものように酒屋巡りをしながら帰路につき、自宅到着直前に立ち寄っている自宅から一番近い町の酒屋でそれを発見しました。その店舗は入り口がガラスの自動扉になっていて、広さは30坪程度のこじんまりとした作りで主に日本酒を扱っているようで、お店の表には有名な日本酒の「獺祭」の大きな看板が掲げられています。この店は、入店しなくとも通りからウイスキーの棚が見えるため、ウイスキーを買うとき以外はあまり店の中までは入っていきません。この日は、店の中を覗くと見慣れないウイスキーの瓶が見えます。早速店の中に入ると私しか客がおらず、店員も一人で対応しているようです。まっすぐウイスキーの棚に向かうと、そこに置いてあったのは、1本のサントリーウイスキー響ブレンダーズチョイスです。山崎ではなかったけれど、山崎、白州同様めったに店舗で見ることのないウイスキーです。しかもメーカー希望小売価格で表示されています。ネットでは定価ではなくいわゆるプレミアム価格でしか買うことができないものです。

 ウイスキーの棚にまっすぐ向かい、飾り物かと一瞬疑いましたが、手に取ってレジに向かうと、レジの店員さんが、響ブレンダーチョイスの購入条件を提示してきました。海外のウイスキーを5000円以上購入したお客様にだけ販売しているとのこと、転売目的で購入する中国人転売ヤーへの対抗措置のようです。

 海外のウイスキーを買う必要があるのか?でも、ちょうどそのときに飲みたかったアードベックTENも一緒に買うことにして、響ブレンダーズチョイスを購入しました。3月から探し始めてほぼ半年間経ち、ようやく手に入れた1本です。

 話は続きます。翌日も、いつものようにルーティンの酒屋回り帰宅コースでウイスキー探しをしていましたが、結局見つからず、最後に前日にサントリーウイスキー響を入手した酒屋をのぞいてみると、初めて見るサントリーシングルモルトウイスキー山崎のノンビンテージが2本置かれているではありませんか。価格もメーカー希望小売価格で表示されています。私はすぐに店に飛び込んで2本の山崎を手にし、レジに向かうと、昨日とは違う店員さんが、「ラッキーですね。でも一人一本です」と言ってきました。しかたなく1本を棚に戻し、レジに戻ると、昨日と同じ購入条件を提示されました。私はアードベックと響のレシートを見せると、「あなたは本当にラッキーな方ですね」と言われ、会計を済ませることができました。

 その店員さん曰く、「ウイスキーが入荷して朝から並べると中国人がやって来て根こそぎ持って行ってしまう。一人1本の制約つけても中国人ネットワークですぐに別の中国人がやってきて持って行ってしまうので夕方から並べることにして本当に飲んでもらいたい人に売るようにしている」とのことです。なんてナイスな対応策なんだと心の中で感激しながら、なんと足取りの軽いこと、こんな日があることに感謝しながら、家路につきました。

 「店員さんと仲良くなって、山崎を手に入れるために情報を聞き出すのが一番良いかもしれません。この店員さんは更に『サントリー山崎は、不定期に2~3本入荷しますよ』と言っていました。入荷したら連絡してもらえないか頼んでみましたが、そのサービスは行っていないそうです。入荷するタイミングが予測できれば確率的に手に入れられる可能性が高いのでしょうけれど、そんなことはできません。

 でもヒントをいただきました。「入荷するタイミングは月初」とのこと。月初めに集中的にこの店をはじめ各店舗を覗くようにすることで山崎を入手する確率は上がるかもしれません。

初めて手に入れた響と山崎、うれしい!

 しかし、そんなラッキーな話は、ついに3か月後に引っ越すまで再度訪れることはありませんでした。ウイスキーを探し始めてから約9か月ほぼ毎日探し回って、店舗で入手できたのは、自宅近くのこの酒屋で購入した響と山崎の2本だけでした。

これまでの捜索でかかったおおよその経費総額:22万円

茨城・栃木(3月):2万円/神奈川・静岡(4月):4万円/山梨・富士山(5月):4万円/長野・群馬(7月):5万円/青森(8月):7万円

成果:山崎ノンビンテージ1本と響ブレンダーズチョイス1本とたくさんのセロトニン


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