本日のマーケット
2月4日(木) | 前日終値 | 増減 | ||
日経平均 | 円 | 28,341.95 | 28,646.50 | -304.55 |
為替 | 円/ドル | 105.27 | 105.01 | 0.26 |
NYダウ | ドル | 30,723.60 | 30,687.48 | 36.12 |
今日の東京株式市場は、4日ぶりの反落となりました。アメリカ市場は頭打ち感が出ており、高値警戒感が意識される水準と見られたようです。アメリカの金利がジワジワあげてきているのが気になります。
老後生活 生活保護に頼ざるを得なという高齢者が大量発生?
高齢者が裕福だと言われてきていましたが、それは団塊世代以前の方たちまでです。それ以降(1950年頃)生まれた世代はかなりの割合で裕福な老後を送れないという憶測がそうです。
それは、業績悪化した会社の退職金制度変更でもくろんでいた退職金が大幅に減額されていること、現役時代も90年代のバブル崩壊や国内外の経済危機の影響で給料減額され、リストラの対象にもなったりで老後資金を十分に蓄えられなかった人が多いのです。
さらに退職後、職を探しても見つからないというケースが増えてきていることもあります。
厚労省の国民生活基礎調査から生活意識の変化をみてみると、生活が大変苦しい、やや苦しいと回答した高齢者世帯は、1995年では37.3%だったのに対し、2014年には58.8%と過去最悪、その後やや改善されたものの、2019年では51.7%と過半数の世帯が苦しいといった意識を持っています。
今後も、非正規雇用やリストラなどで現役時代の収入が低ければ、年金受給額が最低生活費にみたない状態になる割合が増えてくることが予測されます。そうすれば、生活苦と感じる世帯の割合も当然増えてくるでしょう。
さらに注目すべきは、40代後半から50代前半の男性の賃金が下落していることです。この世代はバブル入社組と言われる大量採用世代です。昇進率低下などから平均賃金が下がっている可能性が高いのです。更に従来だったら昇進が止まっても給与据え置きだったものが、現在は給与引き下げが行われるようなっているのです。企業は将来の定年延長に備え、この世代の給与引き下げを行っているのです。
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