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働かないおじさん 健康寿命は72.6歳学び続ける

人生楽しまないと!
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健康寿命とは、医療や介護を受けずに自立しした生活を送れる年齢

 WHOが発表した2021年版の世界保健統計(World Health Statistics)によると、男女平均の健康寿命が最も長い国は日本で74.1歳だった。 2位がシンガポールで73.6歳、3位が韓国で73.1歳となっており、トップ3はアジアの国が占めています。男女別でも日本が1位で、男性が72.6歳、女性が75.5歳となっています。

WHO 世界保健統計2021年版に掲載されている健康寿命統計

 LIFESHIFTという著書の中では、20歳前後で就職し、60歳で定年を迎え年金生活をおくるという従来のパターンである”70歳まで生きる”と仮定した生活から、”100歳まで生きる”と仮定した生活へライフシフトする必要があると言っています。そんな未来はどんなものかも書かれていました。

1.AIが人間の仕事を手伝う:人間がやりたがらない仕事や退屈な仕事が消えていく。自動運転や工場での自動化は当たり前で、介護ロボットも普及がしてくる。その結果、新聞社、タクシー会社、CDショップなどは、そのままの形態でのそんぞくはしていないと考えられています。つまり、従来のパターンのように一生を一つスキルで乗り切るのでなく、複数のスキルを習得してそのスキルに応じて職も変えていくというスタイルが当たり前になる。一つの仕事に就いてしまえば一生涯安定ということは過去の話となります。

2.人間らしい仕事が残り、AIを活用する仕事が生まれる:芸術家などの創造的な仕事やリーダーシップが求められる仕事は人しかできない、そういった仕事は残ります。そのため、新たな仕事に対応できるように学び続けること重要となってきます。

3.学びの直して仕事を変えていく必要がある:先にも述べましたが、50歳だろうが60歳だろうが学び直して仕事ができる人材に変えていくリスキリングと言う時代がやってきます。リスキリングについては政府も応援しています。政府としても社会保障のためにそういった道筋を提供し、高齢者にできるだけ稼いでもらい財源を確保する必要があるのです。

4.時間を味方につけて投資をしておく:従来は定年で貯蓄は終わりにして、そこからはその貯蓄を切り崩して長生きリスクに備えるのが一般的でしたが、100年生きるということを前提にするとインデックス投資に十分な時間が確保できます。3~5年の短期間では元本割れリスクが高くなってしまうインデックス投資ですが、10~15年の運用期間があればそのリスクは限りなく小さくなります。毎年5%近くを複利で運用できるこのインデックス投資を利用することによって、長生きリスクをより低減させることができるのです。長い期間投資をすればそれだけお金が増えていきます。

5.今の人間関係を維持し、新しい人間関係を作り続ける:仕事だけでなく、余暇の時間も増えることを考えて他愛のない話ができる友人を確保しておく必要があります。ある調べによると人間関係は人生の満足度に大きく影響します。今までの友人との関係をメンテナンスして、新しい出会いで更に友人を増やすことによって、より幸福感を高めることができます。社会人になってから縁が遠くなり年賀状でしかお互いの近況を報告しあえていないかつての友達と、また学生時代のように夜遅くまで語り合いたいなと思っています。

6.企業は労働者の年齢にこだわらないこと:人材を採用する側の方にも一言、元気なうちは働きたいと考えている65歳~74歳までの男性は96%もいるそうです。ほとんどの高齢者は働く気満々なのがお分かりになりますね。更にある調査では、高齢になるとボランティアへの参加比率が増えることも明らかになっています。誰かの役に立っている事実が自己肯定感に繋がるのだと思います。そういう意味では、無料で奉仕する資源が今後も増えてくるとも言えます。

7.年齢は単なる数字としてしか意味をなさなくなります。そのため生涯学び続けることが重要です。変化についていく、変化に対応できるものだけが生き残るとダーウィンも言っていましたよね。

このライフシフトの我々へのメッセージは”50歳になっても60歳になっても学び続けろ”ということでした。

LIFE SHIFT2(ライフ・シフト2) 100年時代の行動戦略 [ アンドリュー・スコット ]

超訳ライフ・シフト 100年時代の人生戦略 [ リンダ・グラットン ]

還暦だけどまだ10年以上遊べる、でもその遊ぶためのお金がない

 おそらくまだ、このおじさんの年代であったらギリギリ、贅沢せず質素に地味に暮せば何とか生きていくことはできるのだろうと思います。でも、そんな地味な人生、いわゆる余生と呼ばれる人生にはまだ早いと考えてしまいます。会社員時代はやりたかったけどできなかったこと、そして健康寿命が過ぎ後期高齢者になってしまう前にやっておきたいことをできる人生にしたい、その準備を確実にしたいと思います。

 そんなことを考えているとワクワクし始めます。それはやはり会社を卒業するということは、これから社会に出ようとする就活学生と一緒の状況だからでしょうか?40年近く前に経験した社会人になる前の自由なひととき、お金はなかったけど時間がたっぷりあって、友達が隣にいて、ふと将来の不安は頭によぎることはあったけれど毎日くだらない話をして楽しんでいたことを思い出します。遊ぶために一生懸命アルバイトをして、そのお金を全部使っていろんなことをしていた。そんな毎日を会社卒業後もう一度繰り返すイメージなのでしょうか?

 稼ぐために何をするか?アルバイトではなく、副業を始めます。 

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