働かないおじさん

働かないおじさんのアラカンリーマンの末期の扱われ方は、若い頃は想像もできませんでした。クビにならないだけまだマシ、逆に定時で帰る特権を得たと考えて、サービス残業を無くして、その時間を副業に全振りして大好きな”ウイスキー”探しの毎日を送っています。

ネタバレをすると、水野欣也著の「夢をかなえるゾウゼロ」からの抜粋です。関西弁のガネーシャという象の頭を持った神様が出てきて、主人公の夢を見つけ出すというストリーで夢の見つけ方を伝授してくれます。

ウイスキーせどりを始めるにあたり、お酒の取り扱いの知識を入れておこうと思い、地元の小売酒販組合を通じて酒類販売管理者研修を受講してきました。サラリーマン時代に受けたセミナーと異なり、とてもリラックスして新鮮な気持ちで受講ができました。

ウイスキーせどりは、還暦間際の働かない妖精おじさんにとって、趣味と実益を兼ね備えた副業として最適。大好きなウイスキーを味わいながらその知識を生かし小遣い稼ぎができるというものです。ただし、希少なウイスキーを仕入れるのも販売するのも簡単ではありません。

日本の希少ウイスキーが外国人に人気があるようです。世界的な品評会でも数多くの賞を受賞しており、今では、ジャパニーズウイスキーは世界の５大ウイスキーのひとつになっています。そのウイスキーを買い求めるも日本在住の日本人でもめったにお目にかかれない。

還暦間際の働かないおじさんにとって、収入を増やす方法として現在の会社に勤めながらの副業が最強です。週末の持て余している時間を使って副業にトライをしようと行動を起こしました。一般的なアルバイトではなく、転売（せどり）をやってみよう。

一生懸命生きてきて（と本人は認識していますが）、気がついたら還暦間際。人生を振り返る瞬間で気がつくことがあるものです。私は自分がウイスキー好きだったことを思い出しました。これからの人生を共に歩みたいです。

転勤が1年ごとに3度続いて、定年間際の処遇あるあるを体験中。それでも退職後の不安を無くそうと、少しずつできるところから行動しています。まずは、2回連続して不合格となった簿記3級にトライし、3度目の正直、みごと合格をしました。高校生レベルの記憶力理解力は残っていると理解してもいいですよね。