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働かないおじさんの還暦ルーティン①簿記3級合格

人生楽しまないと!
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名古屋から東京に戻り、そして地方工場勤務へ

 2年前の10月に突然名古屋工場の経験のない部署に異動になって、ようやく慣れて、定年までここで過ごすのかなと思っていた矢先に、本社の品質保証部門のISOなどの管理を行う部署に再度異動になってしまいました。

 その再異動先の部署にはかつての大先輩たちがいて、悠々自適に仕事をしているようでした。いわゆる退職までの腰掛けポジションでしょうか?私の担当業務は、ISOの管理や安全衛生、化学物質管理、社内システムの監視などです。仕事内容はすでに出来上がっているものばかりでしたので、新たに作り上げるものはなかったのですが、コロナ禍で対面での会話ができなくなったため、ISOの監査などはすべてリモートで実施することになり、そのための仕組みづくりにはちょっと苦労しました。

 ちょっと苦労と言っても、もう少し若ければ難なくこなしていた業務なんでしょうけれど、この歳になって、TeamsやFormsなど新しいソフトを導入し、その使い方を習得しなければならなかったので、そういった部分ではただ決まった業務をこなす仕事とは異なり、多少の努力はしたつもりです。

 この職場の大先輩たちは、昔私と同じ部署にいて、出世コースから外れいろいろな部署を渡り歩いてきた”負け組レジェンド”たちです。(”レジェンド”という言葉を使ったのは、私の願望です。私もそう見られたい、そのように敬意をもって接してほしいとい願望です。ご容赦ください)

でも、このレジェンドのおじさん達、やはりなんか変です(私も?)。確かにルーチンワークで業務量は多いのですが、工夫すれば十分に定時で帰れる業務量に思えるのですが、中には40時間も残業をしている方もいるんです。60歳を超えて再雇用になり給料が激減するので、その穴埋めの密約かなんかあって上司も目をつぶっているのかなとも思っていましたが、結局、私も上司の本音を確認できないままでした。

 そういった部署でしたので、還暦間際の働かないおじさんの私としては、定年後再雇用を経て退職するまで期間、東京での独身生活を満喫する気満々でした。しかし、意思疎通が上司と取れないまま、1年後の2022年10月に地方工場の製造部の管理部門へ転勤辞令をもらいました。

古巣の地方工場製造部門へ、目立たず出しゃばらず

 再度異動となった場所は私がこの会社に入社して約10年ほど勤務した工場で、20年ぶりの帰還となりました。当時一緒に遊んだメンバーもかなり少なくなっていましたが残っており、私と同じようにすっかり”じじい”になっていて、とても懐かしかったです。

 この部署も前部署同様、シルバー人材の活用と聞こえはいいですが、働かないおじさんや使えないおじさんが集められているようです。といってもわずか3名の小さな部署ですが。この部署では、全部署同様、目立つことは一切せず、業務改善提案も自分の身に降りかかってくるようなものはなるべく避けて退職までの数年間をのらりくらりと過ごせればありがたいなと考えているところもあります。ただし、私の人生の大部分を過ごした会社への恩返しもできるところはやっていきたいので、その辺の勤務状況についてはいずれご紹介したいと思います。

簿記3級合格と小遣い稼ぎ、将来の不安を解消したい

 還暦間際になって、何が不安かと言うと、やはり金銭面と健康面ではないでしょうか?ひとりで生きていく術は単身生活で身についたようですので、健康面と金銭面での不安がなくなれば、人生100年時代を愉しめると信じています。そのために行動しました。

簿記3級合格、3度目の正直

 2021年6月の合格を目指して、2021年4月から簿記3級の勉強を始めて6月と7月に受験しましたが、2回とも”不合格”となり、記憶力の老化を実感し、かなり凹んでいたところ上述のように転勤が重なったため、再受験に取り組めない状態が続いていました。

 2021年10月に東京に転勤後、生活のリズムが落ち着いてきた12月頃になってようやく勉強を再開し、トータル100時間必要と言われている勉強時間数をクリヤーできた2022年3月に3度目の受験を秋葉原のテストセンターで受けてきました。

 1回目受験した時の総勉強時間数は50時間、点数は100点満点で47点(合格は70点以上)、2回目受験した時の総勉強時間は70時間、点数は51点と全く成長できていません、この時期は本質が理解できていなかったのだと思います。

 そして今回、総勉強時間は138時間です。試験結果は85点で合格しました。

第1問:45点中42点(1問不正解)                                   第2問:30点中11点                                            第3問:35点中32点(1問不正解)

振り返ると下記3点がポイントであったように思えます。

・仕訳問題(第1問)は、ポカミスが1問ありましたが、ほぼ完ぺきに正解できたようです。繰り返し練習問題に取り組んだおかげと考えています。

・第2問の問1は、過去経験のない総勘定元帳の問題で、回答できず空欄でしたが、問2は70%程度正当できたと思います。

・精算表問題(第3問)は、合計(利益)を算出するのをあきらめ、理解できている部分で点を確実に積み上げる戦略が良かったと思います。結果1問(おそらく合計)の不正解のみでした。

この合格をつかみ取ることができた結果、高校生レベルの理解力、記憶力はまだ残っていると理解してもいいかなと思っています。ただし、私は必ずポカミスするので100点を取ることは難しいのだろうなとも感じています。

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