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「年功序列」or「成果主義」どっちが幸せ?

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本日のマーケット

  4月 28日(水)前日終値増減
日経平均29,053.9728,991.8962.08
為替円/ドル108.98108.680.30
NYダウドル33,984.9333,981.573.36

 今日の東京株式市場は、2営業ぶりに反発しました。企業業績に対する期待が、今日の相場を支えたようですが、今晩のFOMCやバイデン大統領の施政方針演説が控えているので、総じて様子見の動きでした。

日商簿記3級の通信教育勉強中、6月検定申し込みました。

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会社員が幸せになれるのは「年功序列」or「成果主義」?

 これから、ジョブ型の制度が導入されるという話を聞いて、いわゆる成果主義と年功序列の違いについて調べてみました。

 ある外資系企業に勤めていた方の「成果主義」についてのコメントがありましたので紹介します。
 その方の会社の人事制度は、実にシンプルなもので、期初に各人が勝手に目標をいくつか掲げ、上司のレビューを受けるそうです。その際に、部下が設定した目標を、上司が大幅に訂正することは、滅多になく、そして 期末になると、目標に関しての達成状況について上司の最終評価を受けたそうです。
 評価に関する上司との話し合いは、1年を通してその2回だけだったそうです。その後、評価に応じて報酬額が決まるとのことですが、多くは年俸制だったので、金額はある程度確定していたそうです。これに評価次第でインセンティブボーナスが多少変化があるそうです。
 しかし、会社の業績いかんで年収が乱高下することはなく、むしろ毎年、着実に増えていったとのことです。年収の増え方は、上司との相性が良い時ほど大きくなった記憶があったとのこと。更にその会社には、利益が予定を上回った場合に、社員に余剰利益を隈なく還元する仕組みがあったそうで、時には相当額の臨時収入が入り、仕事に対するモチベーションが大いに盛り上がった経験もしたそうです。
 外資系企業の経営理念の根底には、株主への増配と同じレベルで、「人的資本にも利益還元する」というポリシーを感じたそうです。

外資系企業にも「年功序列」的要素は存在する!?

 更にもうひとつ、特筆すべきことがあります。 外資系と聞くと、一般論ではありますが、実力主義が徹底していて、給料も、もらえる時は沢山もらえるが、何かあるとすぐにリストラされるなど、かなり荒っぽい印象があるとのことです。仕事についていけなくなった同僚は、早々に辞めていきますし(辞めざるを得なくなる、といったほうが適切でしょうか)、その後釜として、新しい仲間がすぐに入ってくる、といったことはよくあったそうです。 また、ヒラ社員で転職してきた者が、数年後には部長職に抜擢されるケースもあったそうです。
 しかし、経験上、普通にやっていれば(上司との相性次第の面あり)、給料は、勤続年数に応じて、毎年間違いなく上がっていったそうです。 「成果主義」のみと思われている外資系企業にも、実は、年功序列的な要素が入っているように感じたとのことでした。

「勤続年数重視」のほうが、生産性向上に繋がることも

 会社の中には、ある程度の年月をかけないと、結果が出ない仕事や職場も、数多くあります。考え方によっては、勤続年数を重視するほうが、「生産性の向上」に適している場合もあります。あくまでも、制度の運用次第ということになります。 外資系企業の日本法人で、社長として、長年活躍している知人の話です。
成果主義は、全社の業績が今後も拡大していくという大前提のもとに成り立つもので、その環境があって初めて、個人の成果も出せるんです。継続して良い業績が見込めないのであれば、むしろ、昔の日系企業にあった年功序列制度のほうが、はるかにフェアな評価ができると思いますよ」 会社業績の継続的な拡大が見込めなければ、成果主義は「逆効果」になる、ということでしょうか。 なお、この会社は、グローバルベースで、10年以上にわたり、増収増益を続けており、その間、「ベースアップ」も、毎年継続して実施しているとのことです。「業容拡大の成せる業」かもしれませんが、特筆すべき事例であるとも言えます。

 ジョブ型を選択肢の一つとして採用する企業は、今後増えてくると思われます。そんな事例を今後集めて紹介していきたいと思います。

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