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資産運用、ほぼ100%の成功率とは?

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本日のマーケット

 

  8月 16日(月)前日終値増減
日経平均27,523.1927,977.15-453.96
為替円/ドル109.37109.57-0.20
NYダウドル35,515.3835,499.8515.53

 今日の東京株式市場は、大幅安となりました。米国市場はプラスでしたが、日本は新型コロナ感染が急ピッチで拡大していることより、経済再開の足を引っ張るとの見方と中国の経済統計がマーケットの予想を下回ったということから、下値を切り下げる動きになったようです。

リスクはゼロ?、成功率100%の資産運用

 今まで実直に預貯金を積み立ててきた我々”働かないおじさん”たちは、資産運用と聞くと、バブルの悪夢が身体に染みついているので拒絶反応を示してしまう方が多いのではないかと思います。それでも預貯金じゃお金が増えないし、”何かいい方法ないかな”なんてことをよく考えてしまいます。そして「もう二度と失敗したくないから、確実に上手くいく資産運用術が知りたい!」というのも本音ですよね。

 資産運用を知っている人からすれば、なんとも欲張りなリクエストです。100%確実な資産運用など存在しません。とはいえ、見方を変えて「ほぼ確実」な方法についてご紹介したいと思います。

その方法とはズバリ「節約」と「節税」です。

 資産運用と聞くと、「株を買う」「不動産を買う」といったイメージがありますが、いずれも失敗すると損をします。ものすごく勉強もしなければなりませんし、「ほぼ確実」とも言えません。

 しかも、「高リスク高リターン」といわれる株式投資では、100年に数回ほどお金が半分に減る大暴落に見舞われることがあります。それだけのリスクを取っても、平均的な利回りは「金利+4~5%」くらいです。

 一方、(制度さえしっかり理解していれば)節約と節税は成功率ほぼ100%で上手くいきます。しかも、株式投資と違って、元本をリスクにさらす必要もありません。リスクを取って「年率5%のリターンを得る」より、リスクを取らずに「年5%の支出を減らす」ほうが簡単だし、即効性があります。

 「50万円を失うリスク」を取って、100万円を株式投資に回したとしても、せいぜい月々3500~4000円くらいの収益が得られる程度です。この決断には大きな勇気が要ります。一方、(個人差はあれど)月々3500~4000円を節約(または節税)するくらいなら、誰でもできるはずです。見過ごされがちな選択肢ですが、一考する価値はあるでしょう。これは、運用資金が手元にそれほど充分にない時ほどその「節約と節税」の効果を実感できると思います。

節約の基本

まずは節約。節約で必ず押さえておきたいのは、以下の2つです。

・その1:保険料の見直し
・その2:固定費の見直し

 1つ目に検討したいのが保険料。保険は、加入者全体からみて、「(金銭的には)得をできない仕組み」から成り立っています。基本的に「お買い得な保険」などというものは存在しません。

 ちなみに、私はそのことに気づいたのが50歳を過ぎたことでしたが、即刻解約して、今は加入しているのは自動車保険と火災保険くらいです。浮いたお金でiDeCoの積み立てを開始しています。先日心臓病で入院&手術をしました(総額100万円程度)が、支払った治療費は、高額医療療養費制度を使って今まで支払ってきた年間の保険料より安くすることができました。

 2つ目は、固定費の削減です。僕ら日本人の8割以上は、「電気代」や「通信費」を無駄遣いしています。これらの固定費を削減するだけでも、だいぶ支出をおさえられるでしょう。特に通信費は削減できる余地が私も含め皆さんにはまだまだあると思います。是非3大キャリアから格安スマホに切り替えて固定費を大きく削減してみてはいかがかなと思います。
 また、時間はかかるかもしれませんが、アパート代や駐車場代を見直すというのもありかと思います。私も今の入居先を決める際、不動産屋の提示価格ではなく、「○○円にしてくれたら入居を決めるよ」と交渉したら、その通りの価格になりました。月4~5千円(駐車場代含め)削減できたので年間5万円くらいの支出を抑えられたことになります。ラッキーでした。

節税の基本

次に必ず押さえておきたいのは、貯蓄をしながら節税もできる以下の2つです。

・その1:生命保険料控除を活かした貯蓄
・その2:iDeCoを活かした貯蓄

 まず検討したいのが、生命保険料控除を活用した貯金のペースアップです。いつでも100%以上のお金が戻る便利な生命保険制度などもあるようです。保険の見直しやご家族がいて保険の加入を考えている場合などは、検討してみるのもよいかと思います。

 保険で積み立てたお金は、年末調整や確定申告のときに生命保険料控除の対象とすることができます。つまり、「お金を貯金しながら税金が還付される」のです。生命保険料控除の制度を利用して、貯蓄と同時に節税もしてみましょう。

 次に検討したいのがiDeCoです。iDeCoとは個人向け確定拠出年金のことで、節税しながら資産運用を行える口座です。iDeCoに拠出したお金は一定期間引き出せなくなりますが、その代わりに所得税や住民税の控除を受けることができます。

まとめ

 なお、節約や節税で浮いたお金については、そのまま消費してしまっては意味がありません。ノーリスクで浮かせたお金を投資に回し、さらに不労所得を生み出す原資にするのが良いと思います。

 私のお薦めは、インデックス投資と呼ばれる投資法です。放ったらかしで年率4~5%くらいが期待できます。併せて検討してみてはいかがでしょうか。短期間での損得を見てしまうとドキドキしてしまいますが、15年以上の長期であれば、過去のデータからプラスになるものが多いと言います。

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