本日のマーケット
9月 10日(木) | 前日終値 | 増減 | ||
日経平均 | 円 | 30,381.84 | 30,008.19 | 373.65 |
為替 | 円/ドル | 109.87 | 109.70 | 0.17 |
NYダウ | ドル | 34,879.38 | 35,031.07 | -151.69 |
今日の東京株式市場は、昨日反落でしたが、たった1日だけで切り返したので、極めて強い相場と言えるようです。しかも高値引けとなっています。年初来高値更新も見えてきたようです。自民党の総裁選の影響とコロナ感染者数がピークアウトしたとの見方が好影響となっているようです。
サントリー新浪社長「45歳定年制」を提言 定年延長にもの申す?
サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、副代表幹事を務める経済同友会の夏季セミナーで「45歳定年制」を導入すべきだと提言し、SNSなどで話題を集めたそうです。
セミナーはオンラインで開催されたものだそうです。
アベノミクスについては「最低賃金の引き上げを中心に賃上げに取り組んだが、結果として企業の新陳代謝や労働移動が進まず、低成長に甘んじることになった」と総括され、「日本企業はもっと貪欲(どんよく)にならないといけない」、日本企業が企業価値を向上させるため、「45歳定年制」の導入によって、人材の流動化を進める必要があると述べたそうです。
その後の記者会見でも「(定年を)45歳にすれば、30代、20代がみんな勉強するようになり、自分の人生を自分で考えるようになる」と従業員の意識改革を促す効果を強調しています。また、日本の多くの企業が採用している、年齢が上がるにつれ賃金が上昇するしくみについても「40歳か45歳で打ち止め」にすればよいと語っています。
これに対し、SNSでは辛口のコメントが飛び交っています。
「社員は45歳で辞めさせるのに社長は62歳なのに辞めない」
「45歳定年ならば、家のローンは組めないし、子育てできないから少子化加速するね」
「現役社員のモチベーションだだ下がりで、士気も下がり不祥事が出てくるのでは?」
というようなネガティブな意見が出ています。
実際、45歳定年となると退職金は1000万円ももらえないでしょうし、教育費拠出や家のローン返済などの仕組みも一緒に変えなければ、立ち往生する方が数多く出現しそうな気がします。30代、20代に勉強を求めるのならば、その前にまずは義務教育で金融リテラシーを高めるような教育プログラムを導入してほしいものです。
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