お薦め記事

「老後破産しがちな人」働かないおじさんからその特徴は?

お金の勉強
スポンサーリンク

本日のマーケット

  9月 6日(月)前日終値増減
日経平均29,659.8929,128.11531.78
為替円/ドル109.87109.730.14
NYダウドル35,369.0935,443.82-74.73

今日の東京株式市場は、大幅な続伸となりました。6日続伸です。先週金曜日の後場の動きが続いているようです。菅首相退陣表明で、次期首相による大幅な経済対策への期待が高まり、また外国人投資家の買い物が入っていたようで高値圏で推移しました。売買代金も3兆円超の大商いでした。

「老後破産しがちな人」の特徴って、どんなおじさん?

 お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。今回は、老後破産しがちな人の特徴についてです。

◆老後破産するのはどんなおじさん? 2つの結論

 老後が大変不安な方も多いと思います。老後破産する人のパターンについて、こういう人は老後が危ない、というものを紹介させていただきます。

結論①:浪費癖があり、社会保障制度を無視している、お金の線引きができていない人。

 どのような人が老後破産をするのか、それを一概に断定はできませんが、今までの発生した事例より、大きく2つのパターンがあるそうです。

▼【1】無計画でお金を使ってしまった

 会社員ではこのようなケースは少ないかもしれませんが、高額な住宅ローンや教育費等、一見すると無計画で後先考えずに行動した結果が破産に近い状態になってしまうケースがあるようです。

 自分のためにお金を使ってしまったのではなく、家族が喜ぶからマイホームを購入した、子が望む教育はすべて受けさせたい等、その支出が将来どのような事態を招くかを考えずに家族のために行動してしまったケースです。実際に、そのような家庭は多く存在しているようです。
 また、一時期、年金は払うと「損」という風潮があったことは否めませんが、自営業等で収入があるのに未納となっている方もいるそうです。

 これらの方は、年金が未払いとなっている状況のため、老後年金を受給できなくなっているそうです。その結果、最終的に子の世話になっているという方家族が少なからずあるようです。

 前者は、家族や子供のため、後者は社会保障制度をしっかり理解していないことから起きていますよね。どちらのケースも「浪費癖がある」もしくは「その場の勢いに流されお金を使ってしまった」ために、「常に収入以上の支出をしてしまっていた」状態にあったと思われます。

▼【2】子どもが起こしたトラブルに対処して困難になった

 子どもが高額な借金を抱えてしまい、子に代わって借金を返済するためにお金を使ってしまったケースもあると言います。老後に備えて貯めていた預貯金を吐き出す、年金保険を解約して支払ってしまい、老後の資金計画が狂い破産寸前に陥ってしまうケースも増えているそうです。
【2】のケースは「自分のお金と家族のお金の線引きができていない」ために招いたと言えるかもしれません。現在、子供の金融リテラシーは、学校でなく家庭で習得するものと言われていますので、自業自得といえるかもしれません。

◆老後破産は誰にでも起こり得る

 老後破産の可能性があるおじさんの特徴について簡単にまとめました。

・浪費癖がある
・その場の勢いに流されお金を使ってしまう
・常に収入以上の支出をしている
・社会保障制度を無視している
・自分のお金と家族のお金の線引きができていない
・金融リテラシーを家族と共有していない

 どの特徴も、誰もが内在しうるもので、老後破産は誰にでも起こり得ることであり、避けられないことでもあるとも言えます。そのことをよく知ったうえで、将来に向けて対策をとっていくのが賢明かと思われます。

 最後に、「誰かを思いやってお金を使う」というお金の使い方は本来、悪い使い方ではありません。ただし「常に収入以上の支出をしている」「自分のお金と家族のお金の線引きができていない」部分は見直す必要がありそうです。

結論②:早く仕事を辞めてしまう。住居費がかかる、ざる会計の3つが原因。

 二つ目の結論は言わずもがななので詳細は省きますが、その年代別の対策は以下の通りです。

40代コツコツ積立貯金をすることです。月々2万円でも20年間続ければ、年利2%としても退職するまでに580万円になります。
50代:生活費の見直しを行いましょう。年金の範囲内で生活できるようダウンサイジングするのが良いと言います。
60代:なるべく永く働くようにしましょう。身体が健康なうちは、働くことで社会とのつながりも維持できますので、できるだけ永く働くことをお薦めします。

 まとめると、40代で退職後生活のことに気がついたら、すぐにiDeCoや積立てNISAで積立貯金を始めて、50代では生活をダウンサイジングするととも年金以内で暮らす術を身につけ、60歳以降働ける仕事をリサーチします。そして、60歳以降は身体と相談しながら、できるだけ働く。

コメント

タイトルとURLをコピーしました