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1000万円を貯める?働かないおじさん

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1000万円貯めたら、どんな気持ちになる?

 1000万円を貯めたことがない人は、「1000万円貯めたら、どんな気持ちになるんだろう」と思いますよね。 今回は、1000万円を貯めた人がよく持つ感想を5つ、紹介します。

◆1. いざ貯めてみたら、思っていたよりスムーズだった
 誰もが最初は、0円からのスタートですね。そして、100万円から200万円、300万円へと少しずつプラスされていきます。最初の100万円、200万円はかなりの意識的に頑張りが必要だったけれど、「500万~700万円くらいからは、貯まるペースがはやくなった」という人もたくさんおられるようです。「いざ1000万円が貯まってみると、思っていたよりもスムーズだった」という方が多くいました。

◆2. これからの選択肢が一気に広がった
 1000万円という大台に達してからは、これまでは手が届かなかったことにチャレンジできるようになり、「さまざまな選択肢が広がった」という声が多いです。理想を叶える結婚式をしたり、マンションや一戸建てを購入する頭金にしたりというほか、たくさんの海外旅行や留学、独立、起業にチャレンジをする人もいます。1000万円を貯めたという達成感と、貯蓄がたくさんある安心感から、新たな一歩を踏み出そうという人が多いようです。

◆3. “金額”ではなく、“自分の気持ち”「モノの価値」で判断できるようになった
 貯蓄がないときは「安いから買う、高いからあきらめる」などと金額で判断していたのが、1000万円も貯まると、「50万円のヨーロッパ旅行ができるお金はあるけれど、今は近場に温泉旅行の気分」などと、お金のことよりも先に、自分が本当にしたいこと「価値」にフォーカスを当てて行動することが増えます。そして、「ストレスがなくなり、気持ちが楽になった」という声も聞かれます。

◆4. 投資をしてさらに増やしてみたい、次は2000万円を貯めてみたい
 1000万円を貯めた人には、投資をして増やしてきた人がいる半面、まったくの投資未経験者もいるようです(普通預金に1000万円が全部入っている人も意外といるそうなんです)。そんな人の中には1000万円貯まったから、一部で投資をはじめてみようと、投資に一歩踏み出すキッカケになる人もいます。また、「1000万円貯まったから、次は2000万円を目指す」という人も現れます。貯蓄金額ばかりを追って、人生が充実しなければ本末転倒なので、バランスを取ることを意識してほしいものですが、1000万円貯蓄経験者なら、次の1000万円を貯めるスピードもはやいことでしょう。

◆5. 老後に対する不安がなくなった
 一度1000万円を貯めた経験をしたことで、今後も貯められるイメージを持てます。「老後までに必要な金額を準備できそう」「老後資金の不安がなくなった」という声もよく聞かれます。どこかで1000万円を使ったとしても(ただし、全部使い切らずに、万一のときの備え(生活防衛資金)として、お給料の半年~1年分くらいは取っておいた方がいいですね)、貯める習慣が身についているので、またすぐに貯められるという安心感があるのでしょう。

以上、1000万円貯めた人の感想を5つお伝えしました。

 1000万円を貯めたいけど、自分には無理そうかなと思っている方は、ぜひ貯まった後の世界をイメージしてみてはいかがでしょうか?貯蓄のモチベーションが上がります。そして夢の早期退職と自由への道に一歩近づきましょう。

稼ぐ!貯める!増やす!守る!使う!の5つの力で1000万円

◆貯めた1000万円でどんな未来を実現させる
 1000万円を目標貯蓄額にするならば、何のために1000万円の貯蓄が必要なのか、貯めたお金をどのように使っていくのかを考えておく必要があります。貯めたお金でどんな未来を実現していくのか? 具体的に決めておくことで、希望を持って取り組むことができます。「不安」を払しょくするためにお金を貯めている人は、たとえ1000万円貯蓄できても使うことができません。お金は使わなければ意味がありません。例えば、「500万円は年金支給されるまでの生活費の一部に、400万円は自宅の水回りの改修費に、そして100万円は海外旅行に」というように、自分と家族が幸せに豊かになるためには「貯めた1000万円をどのように使っていくのか?」をしっかりと考えることが使う力を養います

倹約の習慣を身に付ける
 今の給料を5%アップさせたり、資産運用で5%の運用利回りを上げるより、5%節約するほうが簡単です。節約は誰でも簡単にすぐに取り組めることなので、まずは「節約」をスタートさせましょう。倹約なきところにお金は貯まりません。倹約の習慣が身に付けば、一生涯で貯蓄して使えるお金が大幅にアップします。これが貯める力です。

◆稼ぐ! 稼ぐ! 稼ぐ! 稼げる自分を作る
 倹約だけで1000万円の貯蓄を築くのは限界があります。不可能ではありませんが、時間がかかりすぎます。毎月2万円節約して毎月2万円を貯蓄したとしたら、42年かかります。もっと早く1000万円貯めたいと思うなら、稼いで収入を上げることです。しかし、「稼げる自分」は、簡単に作れるわけではありません。学生時代、コツコツと勉強して成績を上げていったように、その仕事の専門性を身に付けたりスキルアップするなど、コツコツと稼げる自分を作っていくしかありません。だからこそ、節約生活を送る中でも自己投資費は節約してはいけない支出となります。稼ぐ力が重要ですね。

◆収入が上がった分だけ貯蓄にまわす
 稼いで収入が上がれば、上がった分を貯蓄します。収入が上がった分だけ支出が増えても全くお金は残りませんから、確実に貯蓄しましょう。生活のレベルを上げず今まで通りの生活レベルを習慣化しましょう。他にも、子どもが大学を卒業したタイミングがお金が一番貯められる時期の一つだそうです。人生3大支出のひとつの終了時期です。意識しておきたいものです。

◆現金で貯めない(見えない所に貯める)
 毎年100万円貯蓄すれば10年で1000万円になります。しかし、多くの方が1000万円に届く前に車や旅行、マイホームの頭金等にお金を使ってしまい、数百万円の貯蓄から増えていかないのではないでしょうか。現金で貯めていると、いくら貯まっているのかすぐにわかり、使い勝手が良いので、すぐに減ってしまいます。だからこそ、見えない所に分散して貯めるようにすることをお薦めします。
 生活防衛資金と直近で使うお金だけを預貯金で貯めておき、それ以上のお金はすぐに使う必要がないので、積立型の保険や投資信託(元本割れを起こす可能性あり)でコツコツと貯めていくようにしましょう。これが増やす力になります。株式も少額ずつ分散させて投資するのがコツで、お得な積立NISAで長期投資をするのが良いかと思います。

◆お金に関する知識を身に付け、セルフイメージを高める
 収入や貯蓄が増えれば増えるほど、お金に関する知識は必要不可欠になります。それとともに銀行の窓口から怪しい誘惑の声が耳に入るようになります。手数料の高い投資信託を勧められたり、銀行からではありませんが不動産投資で資産を増やしましょうなどと怪しい電話がかかってきたり。自分が理解できていない投資話は、ほぼぼったくりですから充分気をつけてください。これが守る力です。

 日本では、サラリーマンのように会社に入って組織で従順に働ける人材を要請する教育を小さいころから行っていて、お金の教育は全くと言っていいほどされてきていません。ですから、プロにかかれば、お金の知識のない人を騙すのはお手のものです。くわばらくわばら!

 いかがでしょうか? 1000万円を貯めることは決して難しいことではありません。お金と向き合い、良い金銭感覚と良い習慣を身に付け、しっかり勉強すれば、一生にわたりお金はあなたの味方になり、結果的に1000万円という目標は決して遠いものではなくなります。お金とは一生付き合うものですので、真剣にお金の勉強に取り組まれるのが良いかと思います。

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