若狭湾で、血液サラサラ鯖サンド　レインボーライン

天気は快晴とはいきませんでしたが、心の洗濯を．．．

　先月知多半島一周しましたが、今月は日本海を見に若狭湾まで足を延ばしてみました。名古屋は、意外と日本海が近いんですね。
　今週末は、緊急事態宣言が解除されて初めての連休とのこともあって高速道は大渋滞でした。名古屋からナビに従って高速道にのって北上すると、一之宮インターチェンジで全く車が動かなくなりました。最初にナビセットした時はお昼前に若狭湾に到着の計画でしたが、このままではお昼は確実に超える。

　かといって抜け道は知らないし、探す気もしないので、多くの人と一緒に流れに身を任せ～。だけど名神高速道に乗ったとたんに渋滞は解消し、通常通りの速度での運転に。

　しかしあいにくの曇り空、前日の金曜日が快晴だったので、しみじみ「早く自由の身になりたい」と思った瞬間でもあります。

レインボーラインで「美味しい鯖」をいただきました。

　日本海の海を見たかったこともありますが、血液サラサラにしてくれるというさかな「おいしい鯖」を食べたかったこともあります。海なし県で育った私は、魚は青臭くとても好きになれないものでした。しかし、学生時代友人の一人が八戸出身で、おいしい魚（当時、「つぼ八」という居酒屋で食べたホッケだったと記憶しています）をうんちくとともに何度か食べて、それからは魚を美味しく食べられるようになりました。しかし、年を重ねた今でも、鯖は苦手意識がありましたので本場の「美味しい鯖」を食べたいと思っていました。

　レインボーラインの天空のテラスで売っていたご当地素材使用の「鯖カツサンド」を注文しました。ランチタイムぎりぎりだったので、在庫がなく、つくるのに10分ほどかかると言われ待ちましたが、逆に出来立てを食することができ、臭みも全くなく美味しくいただけましたよ。このカツサンドならば、私と一緒でさかな嫌いな私の家族も間違いなく美味しいと言って食べてくれると思います。
　天空のテラスは、晴れていれば日本海まで見渡せるのでしょうが、今日はあいにくの天気なので、もう少し緑が濃くなった時期に再訪することを楽しみに今回はくもりの若狭湾を楽しみます。

福井県年縞博物館、7万年の正確なものさし

　レインボーラインを下ったところで、「縄文ロマンパーク」という看板にふと寄り道をしてしまいました。博物館は、竪穴式住居も併設したごく一般的な展示物だったのですが、出土した丸木舟がいくつも展示されていたのが印象的でした。また、人間のうんちの化石も珍しく残っていたようです。

　ここにて寄ってよかったのが、同敷地内にあった「年縞博物館」でした。

　年稿とは「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことで、１年に１層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することでできるものです。

　入館後ひとりで展示を見ていたら、ナビゲーターの方が近づいてきてくれてそれぞれの展示物を詳しく説明してくださいました。興味深かったのは火山の噴火の年代をかなり小さい誤差で特定されていたことでした。鹿児島湾の形成したと言われる姶良大噴火（3万年前）では、火山灰が３０ｃｍ積もったとのことですが、その縞も残っていました。
　7万年前というと、アフリカからホモサピエンスが世界に渡った時期と言われているので、人類の軌跡を測るものさしのになりますね。年縞は日本では、水月湖以外に　入館後ひとりで展示を見ていたら、ナビゲーターの方が近づいてきてくれてそれぞれの展示物を詳しく説明してくださいました。興味深かったのは火山の噴火の年代がかなり小さい誤差で特定されていたことでした。鹿児島湾の形成したと言われる姶良大噴火（3万年前）では、火山灰が３０ｃｍ積もったとのことですが、その縞も残っていました。7万年前というと、アフリカからホモサピエンスが全世界に渡った時期と言われているので、人類の軌跡を測るものさしのになりますね。年縞は日本では、水月湖以外に秋田県の一ノ目潟湖、島根県の波根湖、鳥取県の東郷池なども発見されているようです。また、世界でもいくつか確認されているとのことでした。
　年代のものさしは、グリーンランドの氷床から採取されたアイスコア、中国の鍾乳洞の鍾乳石などもあるようです。これら世界の知恵を結集させて、現在の温暖化問題の先にも明るい未来が残っていることを明らかにしてほしいと願っています。

みかた温泉　きららの湯で塩サウナと無重力マッサージ

　長距離運転に疲れたので温泉に入りたいなと思ってググってみたら、「みかた温泉きららの湯」というスーパー銭湯がヒットしたので行ってみました。JAF割引が効いて600円で入場。露天風呂と塩サウナもついていました。ゆっくりお湯につかって、長距離ドライブの肩のコリをほぐし、さらに無重力マッサージという最近はやり？のマッサージ機で20分（400円）で瞑想して宿探しに向かいます。

　今夜の宿は車中泊の予定でしたが、来るときの渋滞を思い出し、帰りも巻き込まれてうんざりしたくなかったので、そのまま帰ることにしました。自宅に到着は夜10時過ぎ。お疲れ様でした。