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早期退職 60歳前後で退職後の段取りプラン

早期退職
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本日のマーケット

  3月 8日(月)前日終値増減
日経平均28,743.2528,864.32-121.07
為替円/ドル108.67108.340.33
NYダウドル31,496.3030,924.14572.16

 今日の東京株式市場は、続落となりました。朝方は高寄りして始まりましたが、後場の寄りから引けにかけて売りが進み前日比マイナス水準に沈むという展開でした。日経平均は62%の銘柄がプラスとなっていますが、ソフトバンクやファーストリテーリングなど寄与度の高い銘柄の下げが影響したものです。米国の金利の動向と1.9兆ドルのコロナ経済対策が上院通過したということを受けて週明けのニューヨーク市場がどうなるかが注目となりそうです。

50代での早期退職は不安がいっぱい

 早期退職はおじさんにとっても大きな転機、特に50代後半での早期退職は人生の分岐点と言えると思います。会社入社してから30年、35年仕事一筋、本当にご苦労様でした。「よく頑張ったな」などと考えに耽っている時間はありません。退職後は会社員時代よりずっと、自分で決めて行動しなければないことが多くなります。会社員時代は総務課の担当者に聞けば優しく教えてくれたし、会社自体が適切な制度を導入していて、あまり理解しない中でもうまくやっていけてましたね。

 退職後はどこでどう働くか?、退職金はどうするか?、社会保険は?、年金はもう支給されるの?など今まで考えたこともないようなことを考えて、どうするか判断していく必要があります。
 特に重要なのが、手続き関係です。今まで会社に任せっきりだった税金や社会保険料の支払いなども自分の仕事になります。支払だけでなく、年金や失業手当など受け取るほうの手続きもすべて申請をしていかなければなならい。今までのように総務課が、会社が、おじさんの代わりに勝手にやってくれるということはないです。

必要なことはリストアップしておき、段取りを組み立てましょう。

 手続きはもちろん大事なのですが、やり方次第で「手取り」が変わってくることもあるそうです。たとえば、定年退職して最初にもらえるのは退職金ですが、もらい方によっては、数十万~数百万も手取りに違いが出る場合があるそうです。ポイントは税金をいかに低く抑えるかということです。もらい方を間違えると税制優遇が受けられないケースがあります。

どんな準備が必要?段取りリスト

退職金:

 まず、どう受け取るかが重要ポイントです。定年時の退職金は給与と違って、多くの場合まとまったと金になりますよね。そこで気が大きくなって、「自分へのご褒美だ」なんて使ってしまっては後悔することは必至です。定年後、収入が減っていく中、退職金は計画的に使いたいものです。
 その前に、一時金で受け取るか?年金にするかの選択ができる場合があります。会社によっては一時金と年金の両方を選択できる場合もあります。まずは、どう受け取るかを決めましょう

失業手当:

 失業手当は、ハローワークでの手続が必要となります。要件などはしっかりチェックしておきたいですね。継続雇用の人やすぐに再就職する人は失業手当はもらえませんが、給料が大幅に下がった場合は、雇用保険から高年齢雇用継続基本給付金がでます(60歳~65歳が支給対象)。この手続きは会社がやってくれるそうなので、どのくらい出るかは確認しておいてもよいのではないかと思います。

年金:

 年金は自分で申請しないともらえません。申請方法は事前に確認しておきましょう。支給開始年齢は原則65歳ですが、60~70歳の間で開始時期が選べます。早くもらい始めると支給額が減額されます。逆に遅くすると増額することができます。年金を増やすワザですのでしっかり確認しておきましょう。

 年金の手取り額がシミュレーションできますので一度試してみてください。↓↓↓

健康保険:

 病気やケガをした時の強い見方が健康保険です。継続雇用を選択されるならば、会社の保険に加入するのが一番お得ですが、働かない or 企業・フリーランスなどの場合は、自分で手続きしなければなりません。それも退職後すぐに手続きが必要になりますので、どの保険に加入するかは退職前に決めておくのがよさそうです。選択肢は複数あります。

 退職後の保険については、以下記事が参考になると思います。↓↓↓

税金:

 会社員の場合、所得税や住民税など給与から天引きされていたので、あまり気にしていなかったという人が多いと思います。まずは、給与明細を見て、どのくらい税金を払っているのかをチェックしましょう。特に住民税は前年の収入をもとに計算されているので、退職した翌年は収入がなくても結構取られてしまいます。その心の準備とお金の準備が必要ですね。

これから、上述について不安を解消できるような記事をアップしていく予定にしております。少々お待ちください。

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