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早期退職 予想外の疎外感

早期退職
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本日のマーケット

  1月25日(月)前日終値増減
日経平均28,822.2928,631.45190.84
為替円/ドル103.82103.770.05
NYダウドル30,996.9831,176.01-179.03

 今日の東京株式市場は、各位指数ともに反発となりました。日経平均は朝方は弱いところもありましたが、結果として終値ベースでは1990年8月3日以来の高値引けでした。ただし、動きとしてはあまり変わっていないという状況。

早期退職の経験者たちが直面した悩みなどから学ぼう

 新型コロナウイルスの影響で企業の業績が落ち込む中、大手が相次いで早期退職を募っています。その募集にのって新たな人生を歩むきっかけになる反面、安易に募集に応じると後悔しかねないことは過去の記事でも紹介しています↓↓↓↓

 早期退職という人生の折り返し地点を楽しく走り続けるポイントを先輩たちから学びましょう。

 早期退職は自分の意志で決める場合と、リストラなど会社要因で辞める場合の二通りあります。特に後者の場合、住宅ローンや就学中の子供に対する教育費が残っていることが多く、再就職が必須になります。
 大阪在住の40代女性の場合、新型コロナウイルスの影響で経営悪化した健康食品会社の早期退職に応じたが、失業手当を受けてハローワークに通うものの、なかなか再就職先が見つからないという。このまま仕事が見つからなければ「生活保護」をうけることも考えるようになったと話しています。
 また、管理職で52歳だった2年前に大手メーカーを割増金をもらって退職した男性は、失業手当含めてまとまったお金ができたため、1年ほどは家族と旅行を愉しんだり、仲間と飲み会などで自由な気分を味わったと言いますが、会社員時代の居心地の良さを改めてつくづく感じたようです。早期退職の決断を振り返ってみると「良かった面もあるが、複雑な気持ち」だそうです。

 ホワイトカラーの人が、いきなりブルーカラーの仕事を受け入れることはできないと言います。確かに今まで管理職で人にあれこれ指示していた立場から、それを受けて汗水たらして働かなければならない、時には年下の上司から罵声も浴びるし、顎でこき使われる状況を想像するとなかなか「はいそうですか」と素直に従えないのは容易に想像できる。

成功するポイントは「借金なし」+「住居費」をまかなえる金融資産を保有しているか?

 早期退職の成功には、生活時代をダウンサイジング(縮小)することが必要ですね。生命保険や通信費などの固定費を大幅に見直し、違和感なく必要最低限の支出だけで暮らすしていけることを実現できるかにあるかと思います。やりくり上手な方が成功しやすいのでしょう。
 東京郊外に住む男性は、55歳で会社を早期退職し、奥様に先立たれ今は一人暮らし。会社を辞める前から服や家具、本、CDなどをメルカリで断捨離して生活のダウンサイジングを実践し、月16万円で暮らせるようにしていたため、いつでも会社を辞めて大丈夫だったと言っています。

疎外感からの引きこもりに注意

 逆にこの男性が予想外がにつらかったのが「疎外感にさいなまれた」ことだったらしいです。特に退職した数か月後、特に「気持ちがどん底に落ちた」と振り返っています。それを乗り越えたのは、学生時代の仲間とのつながりを再開したのをきっかけに、こうした仲間や職場の同僚とのコミュニケーションをとるようになってからのようです。
 早期退職してやることがなく時間を持て余すと、喫茶店や図書館で時間をつぶしたりしますが、誰ともつながりがないことがすごく寂しく、社会とのかかわりを断ち切るのは難しいと感じたようです。このように早期退職される方は引きこもりになる危険性があります↓↓↓↓。

 早期退職を迎えるまでに、経済面では断捨離を進めていつ辞めてもいいように生活をダウンサイジングしておくことと、精神面ではしっかり社会とのつながりを持っておくことが必要ですね。

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