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論語と算盤(そろばん)渋沢栄一とハトの糞

お金の勉強
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本日のマーケット

 週末の東京株式市場は下落、135.01円安(-0.53%)の25,385.87円。1,789銘柄が下落。ついに9日ぶりに反落。ニューヨーク市場がダウ、NASDAQともに安かった。後場の下げ渋りは日銀がETF買いをやったことへの期待のよう。ただし、この8連騰では11%の上昇なので、一休みという状況。
 おっと日産自動車が上がっている、赤字幅が想定上に縮小らしい。販売費用や固定費などコストが低減したことが背景としてある。

論語と算盤、渋沢栄一

 郷土の偉人がようやく日の目を見ることになった。2024年に新1万円札で採用になったのと、なんと2021年のNHK大河ドラマの主人公にもなるそうだ。
 渋沢栄一は日本資本主義の父、実業家の父、金融の父などと呼ばれているが、多くの社会事業にものかかわっているので近代日本の父と言えるくらいの活躍をしたのではないかと思う。
 「論語と算盤」とは、自分たちの利益だけでなく、大義や道徳を持って社会のためにこの二つをバランスさせないと社会は健全に発展できないといった内容が書かれた本だ。
 また、この考え方がリーマンショック後、お金だけじゃないよねと企業が果たすべき社会的責任を重視し日本の会社が導入したCSR報告書の形となっている。

 渋沢栄一は幕末の1840年(天保11年)、埼玉県深谷市に生まれ。攘夷志士だったが、一橋慶喜に仕え、その後27歳の時にパリの万国博覧会をはじめ欧州諸国を歴訪。帰国後は明治政府大蔵省の一員として新しい国づくりに深く関わる。その後1873年(明治6年)に大蔵省を辞めた後、民間人として活躍しました。
 東洋紡、日産化学、帝国ホテル、そして日本最古の銀行の第一国立銀行(現みずほ銀行)など約500の企業の設立に関わった言われている。また約600もの社会公共事業、福祉・教育機関の支援と民間外交にも取り組み、数々の功績を残しました。

 士魂商才:侍の魂を持ちながら、商人の能力で戦っていく、これが新しい日本人のビジョンである。
 視観察 :人物の観察法として、行動だけでなく動機や何にその人が満足するかをみる。
       「視る」その人の行動をみる
       「観る」その人の行動の動機をみる
       「察る」その人が何に満足しているかをみる
 智情意 :智に働けば角が立つ、情に棹(さお)させば流される、意地を通せば窮屈だ(草枕より)
       「知性」「感情」「意志」の3つはそれぞれ単独ではうまく機能しない、
       「バランス」こそが重要。

 気になったワードをあげたが興味ある方は是非「論語と算盤」をお読みください。     

 1996年(平成8年)に深谷駅が新装され、東京駅に似せたレンガ風の駅舎になったとき、渋沢栄一の銅像が駅前のローターリーの設置された。しょこたんがアメブロで紹介してくれている。
 私はこの銅像がハトのふんと戦っていたのを覚えている。

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