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人生3分割、働かないおじさんの愉しむ生き方

人生楽しまないと!
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本日のマーケット

  11月 4日(木)前日終値増減
日経平均29,794.3729,520.90273.47
為替円/ドル113.99113.980.01
NYダウドル36,157.5836,052.63104.95

 今日の東京株式市場は反発でした。値上がり銘柄は71%ありました。また、出来高も3兆6千億円超で最近では多い結果でした。前日のFOMCでは予想通りテーパリング決定で、利上げについてもハト派的発言でしたので市場は好感したようです。

65歳以上の高齢者割合は、世界最高の29.1%(総務省)

 よく定年後の人生を「第二の人生」「セカンドライフ」などと言いますが、人生100年時代に向けて、「人生3分割」という考え方をご紹介します。
 総務省は2021年9月20日の敬老の日に、65歳以上の高齢者に関する統計を公表しました。65歳以上の高齢者人口は3640万人で総人口に占める割合も29.1%で過去最高となりました。当然世界で最も高く、イタリア(23.6%)、ポルトガル(23.1%)、フィンランド(23.0%)が続きます。

 そして、65歳以上の就業率は25.1%(男性34.2%、女性18%)となっており、9年連続で前年に比べ上昇しています。なんと男性の3割以上が働いているのです。

 日本の高齢者の就業率は、主要国の中でも25.1%となっており高い水準にあります。主要国における高齢者の就業率も10年前と比較すると日本(+5.7ポイント)、韓国(+5.1ポイント)を始め、各国とも上昇しています。

人生100年時代、退職後の人生はセカンドライフでなく、3分割で考える。

 今まで会社退職までを第一の人生、そして退職後をセカンドライフでのんびり暮らすという考え方が一般的であったようですが、もう一歩進んで、3分割で人生を考えてみるとまた別の道が見えてきます。そう人生の選択肢が広がるのです。

 第1の人生

 当然、60歳までのバリバリの現役時代です。子育てを終了し、住宅ローンを完済し、住まいのリフォームやメンテナンスもこの期間に済ませて起きます。75歳以降の年金が不足する見込みであれば、その分もこの期間に準備しておきます。でも実態としては、子育て(教育費の工面)と住宅ローンの返済など目先の対応でいっぱいいっぱいで、75歳以降のことなんか考えられていない方も多いのではないかと思います。

第2の人生

 ここでは、第一線を退き、仕事はペースダウンして現役時代にはできなかった旅行や趣味に力を入れていきます。完全にリタイアしてしまうと旅行や趣味で遊んでいても気持ちのメリハリがなく心から楽しめないという声をよく聞きます。そのため、ある程度仕事をして収入を得ながら、合間を見て旅行や趣味を楽しむのがベストだと思います。この時代のポイントは60歳までに蓄財した資産を温存することです。趣味のための費用と、日々の生活費程度の収入を確保します。

第3の人生

 75歳以降を第3の期間と考えます。年金を受給しながら、不足分があれば今まで蓄財してきた資産を切り崩しつつ過ごす期間です。元気であれば、まだまだいろいろなことが楽しめる年齢です。
 75歳以上になっても、その先のリスクを回避し安心して暮らしていく方法は何かという視点でいえば、年金の受給を考えることが現実的です。
 人生3分割で年金は繰下げるのが良いとは思いますが、年金額が相当多い、資産が多いなど、将来の年金額を増やす必要がない場合は、繰り下げるのではなく、繰り上げてまだ元気な間に外国旅行などに使うといった選択肢もよいかもしれません。

 人生を愉しむ!こんな3分割の人生の使い方が、サラリーマンのおじさんにはメジャーになってくるのだと思います。

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