週末、ウォーキング大会に参加してきました。初めての40キロです。結果は”完歩”でした。ただし「この状態では、100キロは無理だな」そう感じながらのゴールでした。
最悪の状態でたどり着いたゴール
ゴールしたときの状態は、これまでで一番厳しいものでした。
靴の中はぐちゃぐちゃ。足の痛みも強く、ほとんど引きずるようにして歩いていました。
20キロ地点で左足の親指に痛みが出て、中敷きを外します。23キロ地点で足の裏にマメができ、再び中敷きを戻しました。28キロ地点でそのマメが潰れ、絆創膏で応急処置。左足をかばった影響で、今度は右足にもマメができてしまいます。さらにコースは砂利道へと変わり、一歩ごとに足裏へ強い刺激が入ります。35キロを過ぎたあたりから、状況は一変しました。足は動かない。痛みは消えない。そして——頭の中が、完全にネガティブに支配されていきました。
抜け出せなかったネガティブ
「もう無理かもしれない」「なぜこんなことをしているのか」「このまま続けて意味があるのか」
同じ思考が、何度も何度も頭の中を巡り続けます。時計もスマートフォンも電池切れ。自分がどこを歩いているのかも分かりません。ゴールにたどり着いたあとも、その状態は変わりませんでした。運営側で用意していただいた銭湯に入っても、まったく気持ちは晴れません。帰りの電車の中でも、ただ黙って座りながら、同じ思考を繰り返していました。家に帰り、夕食をとっているときでさえ——そのネガティブは、静かに、しかし確実に居座り続けていました。
ここまで長く、深く感情に支配されたのは、久しぶりのことでした。
それでも、不思議なことがあります。振り返ると——「楽しかった」という感覚も、確かに残っているのです。途中、シャドーイングをしながら歩いた時間もありました。ただ、その余裕は長くは続きませんでした。余裕があるときだけできること。それもまた、はっきりと分かりました。
朝に訪れた変化
ネガティブな感情を抱えたまま、眠りにつきました。
そして翌朝。目が覚めた瞬間、違いははっきりしていました。驚くほど、すっきりしているのです。夜中に目が覚めることもなく、深く眠ることができました。通勤途中で見上げた朝日。それは、これまで見てきたものとは、まったく違って見えました。強く、やわらかく、そして鮮明に感じられました。
「ああ、こんな朝日を見ながら飲むコーヒーは、きっと美味しいだろうな」自然と、そんな言葉が浮かびました。
見えたもの
今回、はっきりと見えたものがあります。あの強いネガティブの中でさえ、原因は別にありました。問題は感情ではなく、条件にあるということです。
今回崩れた原因は明確でした。靴の中の不安定さ、マメによる歩行の崩れ、ペース配分、装備と準備不足。感情は、その結果として現れていただけでした。
やるべきことはシンプルです。靴と中敷きの組み合わせを検証する、マメができるポイントを事前に保護する、ペースを意図的に落とす、装備と補給を整えるそして、違和感を放置しないこと。
小さなズレが、後半の崩れにつながることを、今回体感しました。
今日のロックハンマー
今回の40キロは、決して理想的な内容ではありませんでした。それでも限界の近くまで行ったとき、自分が何に支配され、何に支えられているのかが見えました。あとは、それを一つずつ整えていくだけです。
100キロウォークまであと6週間。やるべきことは、もう迷っていません。小さくてもいい。
確実に打つ。今日もまた、ロックハンマーの一打を重ねていきます。


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