週末は、自分の心と身体を整える時間にしたいと思っています。
退職後の第二の人生に向けて、少しずつ「続ける力」と「動ける体」を整えています。
将来、世界を旅する時に重いスーツケースを持って石畳を歩ける体力をつけておきたい。そして再就職に向けても、最低限の体力は維持しておきたい。そんな現実的な理由から、運動を習慣にすることを考え始めました。
もともとランニングにも挑戦していましたが、5キロ走った大会で、自分にはあまり向いていないと感じ、無理に続けるのはやめました。その代わりに選んだのが、長距離ウォークです。
歩くことは地味ですが、英語学習や読書と同じように、ロックハンマーのように自分を少しずつ変えていく行為だと感じています。
■ 30キロウォークへの挑戦
長距離ウォーク大会への出場は、昨年11月に都内で行われたサンライズサンセット20キロウォーク、そして今年2月の地元での20キロウォーク以来となります。今回は、それに続く初めての30キロへの挑戦でした。正直、少し不安もありました。
そんな中、今回、横浜シティウォーク30キロコースに参加してきました。
スタートは新高島駅近くの横浜シンフォステージ。そこから大桟橋、弘明寺観音、保土ヶ谷公園、横浜国立大学、アイスアリーナを巡って出発地点に戻る約30キロのコースです。歩き始めは、港の景色や横浜の街並みを楽しみながらのスタート。やや雨模様の曇り空でしたが、気温も穏やかで、気持ちよく歩き出すことができました。
普段は5キロ程度を練習で歩いていることもあり、弘明寺観音までは問題なく到達。ここで友人から靴紐の締め方を教えてもらい、フィット感を調整して再スタートしました。保土ヶ谷公園で中間地点を通過。おむすびとバナナで軽く補給を取り、「まだ余裕がある」と感じながら横浜国立大学へ向かいます。
しかし、ここが今回の一つの山場でした。横浜国立大学周辺はアップダウンがあり、普段平地しか歩いていない自分にとっては想像以上の負荷でした。登りでは太ももに、下りではつま先にダメージがかかる。特につま先の痛みは強く、「マメができているのではないか」と不安になりました。途中で靴を脱いで足の状態を確認しましたが、幸い大きなトラブルはなし。「意外と耐えられるものだ」と少し自信にもなりました。
そして今回、もう一つ意識していたのが「ゴールの設定」です。30キロをゴールと考えるのではなく、その先に本当のゴールを置く。今回は、ゴール後に立ち寄る唐揚げ店とビールを最終目的地に設定しました。この考え方は想像以上に効果的でした。30キロ地点はあくまで通過点という意識になることで、最後まで余力を残して歩くことができました。
スプリットを見ると、前半は1キロ11分台、中盤は13分台、そして最後の5キロは15分台と、無理なく自然にペースダウンしています。なお、Apple Watchで記録を取っていましたが、最後の5キロ地点で電池切れ。長時間歩き続けた証でもあります。
そして無事ゴール。写真撮影と記念品を受け取り、そのまま唐揚げ店へ。ビールを一口飲んだ瞬間、「ここまで来たな」と実感しました。そこが本当のゴールでした。
■ 今回の課題:シューズ選び
今回の30キロで、もう一つ大きな気づきがありました。それはシューズの問題です。
大会前に新調したのは、コストパフォーマンスが良いと評判のワークマンのハイバウンスウォーク。このシューズで事前に20キロを歩いた際は、靴紐をきつく締めすぎてしまい、足の甲を痛めてしまいました。そこで今回は、足の甲への負担を避けるために紐をやや緩めて歩きました。しかしその結果、足指の固定が甘くなり、靴の中で指が動いてしまいます。特にアップダウンでは、このズレがつま先へのダメージとして現れました。
締めれば甲が痛くなる、緩めれば指が動く。どちらも完全ではない状態です。今回は大きなトラブルにはなりませんでしたが、長距離ではシューズのフィット感が非常に重要であることを実感しました。
■ 次の40キロに向けて
3週間後には多摩川40キロウォークを予定しています。
今回の経験を踏まえると、シューズ選びは大きなテーマです。以前使っていたダメージの少ない靴に戻すか、それとも今回のシューズをもう一度試すか、現在悩んでいます。まずは週末に20キロを歩いて再検証する予定です。その結果を踏まえて、40キロ本番では「最も安心できる選択」をしたいと思います。
同時に、専門店で足のサイズを測り、自分に合ったシューズも探していくつもりです。コストパフォーマンスの良い選択肢が合えば理想ですが、必要であればしっかり投資することも考えています。
■ 振り返り
初めて20キロを歩いた時は、ゴール後しばらく動けませんでした。それに比べると、今回は30キロ歩いた後でも「まだ歩けそうだ」と感じる余裕がありました。距離は伸びているのに、余裕は増えている。
これは体力だけでなく、歩き方や考え方が変わってきた結果だと思います。派手な変化ではありませんが、確実に自分の中で何かが積み重なっている感覚があります。ロックハンマーで壁を少しずつ削るように。
ゴールは、決めた場所ではなく、少し先に置いた方がいいのかもしれません。
そして今回、いつも続けている英語のシャドーイングは、ウォークに集中するためにあえて行いませんでした。そうした選択もまた、自分の今を大切にする一つの形だったように思います。
次は40キロ、そしてその先の100キロへ。
これからも週末の時間を使って、心と身体を整えながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。



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