お薦め記事

サントリーウイスキー山崎を探して(茨城)

人生楽しまないと!

 日本のウイスキーは世界中で高い評価を受け、中でもサントリーウイスキー山崎は代表的なものの一つで、高い人気を誇っています。ウイスキーせどりとは、一般的に小売価格より安く仕入れた商品を転売することを指します。本記事では、初めて茨城県を訪れた私がウイスキーせどりをするための体験談を紹介します。

 出発日は3月11日で、ちょうど梅の花が見頃の季節でした。都内の下町でレンタカーを借りて、茨城県に向かいました。行き先は、在日中国人が比較的少ないとされる地域で、小売希望価格でサントリーウイスキー山崎を仕入れるためでした。途中、イオンなどの大型スーパーや酒屋を訪れながら、サントリーウイスキー山崎を探しましたが、在庫している店は一軒もありませんでした。

 水戸市に到着した時間が遅くなってしまったため、その日は仕入れを断念し、その晩はスーパーホテルに宿泊しました。コンビニで購入したサントリーウイスキー知多を飲みながら、翌日の行動計画を立てました。知多はまだ山崎ほど人気がないようで、普通にコンビニでいつでも買えます。

 季節は梅の花の季節で、翌日はまず水戸の偕楽園で梅まつり会場をのぞいてみました。日本三大名園のひとつに数えられる梅の名所です。その梅の花が満開になっているのです。おそらくここをこの季節に訪れるのは最初で最後になるだろうなと思いながら、梅の花を楽しみました。その後、酒屋やスーパーだけでなく百貨店のお酒売り場をチェックすべきだと思い、水戸市内にある京成デパートを訪問してみました。かなり豊富なウイスキーが並んでいましたが、残念ながらサントリーウイスキー山崎は見当たりませんでした。しかし友人に聞いたところ、マッカラン12年のシェリーオークカスクが山崎と同じように人気だということだったので、1本9000円程度で購入しました。その後、茨城県内の酒屋を巡ったところ、山崎ではないのですが、同じサントリーの希少ウイスキーである「響ブレンダーチョイス」を発見。3本も並んでいます。手に取ろうとしましたが、販売価格をみると希望小売価格ではなくいわゆるプレミアム価格の表示でした。初めて見たサントリーの希少ウイスキーでしたが、希望小売価格で仕入れるという方針でしたので購入は断念しました。

プレ値で販売されているサントリーウイスキー”響”

 その後、同じく在日中国人の比較的少ないと言われている栃木県に向かいました。大型スーパーや酒屋を巡りながら、帰路につきましたが、結局、サントリーウイスキー山崎は1本も仕入れることができませんでした。

 この仕入れの旅でかかった経費は、レンタカー代、ガソリン代、高速代、宿泊費などで約2万円となりました。そして、仕入れたウイスキーはマッカラン12年シェリーオークの3本のみ。こちらは仕入れ値+1000円で友人が買い取ってくれましたので粗利としては3000円になります。2万円使って3千円の粗利です。希少なジャパニーズウイスキーの入手の困難さを初めて実感した旅でした。

 結論としては、大赤字の仕入れ旅でしたが、久しぶりのドライブと大好きなウイスキーを求める旅と考えたらすごく楽しめました。天気も良く快適なドライブだったうえに、偕楽園の梅まつりものぞくことができたので、仕入れ旅というよりは、ドライブひとり旅となってしまったようです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました