―― ゴルフ・温泉・音楽、そしてロックハンマー ――
特別な学びがあったわけではありません。大きな成果が出た週末でもありません。ただ、止まらずに過ごした週末の記録です。
英語学習も、ゴルフも、人生そのものも、一気に前に進む日ばかりではありません。
何も起きていないように見える時間の中で、それでも小さく壁を叩き続けている。
そんな週末だったのかもしれません。
ゴルフ練習場での「数字」と「感覚」
この週末は、まずインドアゴルフから始まりました。結果から言うと、スコアは目標の100を切れていました。ドライバーの平均飛距離は195ヤード、最大236ヤード。一方で、フェアウェイキープ率やミート率は、決して高いとは言えません。今日一と言えるのは、14回ドライバーを振ったうちの2回だけでした。
仲間と一緒にプレーしていると、どうしても気持ちはフルスイングに引っ張られます。
抑えたほうがいいと頭では分かっていても、体は正直で、気持ちよさを求めてしまいます。
「70%の力で、ジャストミートした感覚を脳に刻む」その大切さは理解しているつもりです。けれど、それを現実に実行するのは、簡単ではありませんし、今回もできませんでした。
それでも、今日は完全に失敗だった、とは思いません。数字と感覚を照らし合わせながら、「今は、こういう段階なのだろう」と受け止めることにしました。
ゴルフ帰りの温泉宿で感じたこと
ゴルフを終え、そのまま家族で温泉宿へ向かいました。家族だけで、少し良い旅館に泊まるのは、
もしかすると初めてだったかもしれません。子どもが小さかった頃は、会社の保養所はよく利用していました。こうしたちょっと良い宿に泊まる余裕は、当時はありませんでした。
今回の宿は、初冬の山の中の温泉宿です。二種類の源泉があり、湯を変えながら、ただ浸かります。孫と戯れながら、何も生産しない時間を過ごしました。
「今回が最初で最後かもしれない」そんな思いが頭をよぎり、「いや、もう一度くらいは来たいですね」と、心の中でつぶやいていました。
この週末は、未来のためでも、成長のためでもなく、ただ心を休ませる時間だったのかもしれません。
英語学習は、80年代ポップスとともに
英語学習は、週末らしく、少し力を抜きました。80年代のポップスを、字幕付きでゆっくり聴いてみました。学生時代に、意味も分からず口ずさんでいた曲です。歌詞を追いながら聴くと、「ああ、こんなことを歌っていたのか」と、改めて気づきます。勉強というより、再会に近い感覚です。英語は、試験対策だけのものではなかったのだと、思い出させてくれます。
ただ、やはり聴いていると歌詞の意味を理解したいというちょっとした欲が頭をもたげてきます。こうした小さな欲求も、うまくエンジンに切り替えていけたらいいのだろう、そんなふうに考えています。
これもまた、ロックハンマーを振り下ろしている音のひとつなのだろう、そう考えています。
ロックハンマーという比喩について
ここで、いつもの比喩に触れておきます。ロックハンマーとは、映画『ショーシャンクの空に』で主人公が使い続けた小さな道具です。彼はそれで、何年もかけて壁を削り、ついには自由を手に入れました。
一打一打は、ほとんど変化が見えません。けれど、やめなかったことで、結果は積み上がりました。英語学習も、ゴルフも、生活も、今の私にとっては、そんな作業に近いように感じています。
おわりに
今回の週末は、人に教えられるような学びがあったわけではありません。再現性のある成功体験でもありません。けれど、揺れながらも、止まらなかった週末でした。小さな喜びを心に届け続けること。それ自体が、次の一打
につながるのかもしれません。
次もまた、静かにロックハンマーを振り下ろしていきます。



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