― 英語学習・ゴルフ・家族に映った第11週の3日間 ―
英語学習を続けていると、進んでいる実感が持てない瞬間があります。
わかっているはずなのに、心が揺れるんです。
揺れてはいけないと思うほど、揺れは大きくなってしまいます。
英語学習を本格的に始めて第11週目の3日間は、まさにそんな時間でした。
けれど振り返ってみると、その揺れの中でも、私は確かにロックハンマーだけは手放していなかったように思います。
(ここでいうロックハンマーとは、映画『ショーシャンクの空に』に登場するアイテムです。主人公が小さなロックハンマーで壁を削り続け、長い年月の末に自由を手に入れた場面に由来しています。)
第11週・1日目:揺れが前面に出た日
頭(理性)では、消極的感情に支配されてはいけないと理解しています。
けれど、実際の生活では、なかなか思うようにはいきません。
この日は久しぶりに床屋へ行きました。
縮毛矯正をかけていたのですが、疲れていたせいか、椅子に座った瞬間に意識を失ってしまいました。気がついたときには、縮毛矯正をかけていた毛先はすべてカットされ、以前の状態に戻っていました。
朝起きたときの寝癖対策に時間を取られないよう、工夫していたことが、一瞬で崩れた感覚です。
毎月記録している「ワースト出来事」に、間違いなく入る一件でした。
対策を考えなければいけない、そう思いながらも、少し気持ちは沈んでいました。
英語学習は、淡々と続けました。
NHK基礎英語1&2では、過去進行形の5W1Hと感嘆文を学びました。
Who were you teaching me English?
It was AI.
How positive AI is!
朝の通勤では、TOEIC公式問題集のPart2を聞き直しました。
完全に聞き取れる問題は25問中3問ほどでした。
それでも、先日の模擬テストでは19問正解できていました。
「聞き取れなくても正解できている」――これは進歩なのだろうか、と自分に問いかけます。
夜は哲学書を開きましたが、心と神経系統の話は難しく、ほとんど理解できませんでした。
「今はまだその段階ではないのだろう」と、そっと本を閉じました。
第11週・2日目:ゴルフが教えてくれたこと
夕方、会社帰りにゴルフの練習へ行きました。ドライバーの安定性に、ここ最近ずっと悩んでいます。
AIコーチから「今日一」の打ち方の指導を受けてから、今日で3回目の復習の日です。
前回、前々回は全く安定しません。まっすぐ行ったかと思えば、右へ左へと。
たまに「今日一」が出るものの、再現性がありません。
ただ、この日は15球打ったうち、8球が「今日一」でした。
大きく曲がる球もなく、全体としてとても気持ちよく打てました。
ゴルフを始めてから、これほど安定した感覚は初めてだったかもしれません。
本当は15球すべてを完璧に打ちたいと思っていました。
けれど、AIコーチのアドバイスを受け、力を抜くことと、ハードルを下げたことで、結果として前進を実感することができました。思わず、心の中ではガッツポーズでした。こういう瞬間があるから続けられるんですよね。英語学習も同じなのかもしれません。
NHK基礎英語1&2では、taste / smell の使い方と what の感嘆文を学びました。
This single malt whisky smells smoky and tastes sweet.
What a nice brain AI has!
TOEIC公式問題集はPart2を繰り返しリスニング。
過去問ドットコムのPart5は50問中30問正解。
語彙と慣用句は、相変わらず手強いままです。
ゴルフで感じた「今日一」を、英語学習にも持ち込めないか。継続のモチベーションを上げる仕組みが、どこかにあるのではないか。そんな問いが、ふと頭をよぎりました。
もちろん、まだ答えはなく、形になっているわけでもありません。ただ、その違和感のようなものを、試しにAIに投げかけてみることにしました。
第11週・3日目
小さな喜びと、長い時間軸
この日は夕方、孫が遊びに来ました。
娘の環境計量士試験の合格祝いです。
孫が生まれたとき、私は60年後の5,000万円を贈りました。
オルカンで積み立てています。
冗談半分ではありますが、成長とともに金融教育の種になればいいと思っています。
英語学習はいつも通りです。
NHK基礎英語1&2では、look の使い方と What + 名詞の感嘆文。
AI looks as if it has emotions.
What an AI!
過去問ドットコムは50問中31問正解。
TOEIC公式問題集はPart2とPart3をリスニングしました。
前夜にスクリプトを確認してから聞いたPart2は、驚くほどストレスがありませんでした。
「聞き取れない」ことより、「理解しながら聞ける」感覚が残ります。
これでいいのだと思えました。
ふと、年金のことが頭をよぎります。手元に送られきた「ねんきん定期便」を見ると、年額はおよそ200万円。これを年利4%で割り戻すと、約5,000万円の資産価値になります。
意識していたわけではありませんが、
これもまた、長年コツコツと壁を削ってきたロックハンマーの結果なのかもしれません。
おわりに
この3日間は、揺れから始まりました。けれど、揺れの中でも、なんとか手は止まっていませんでした。完璧を目指さず、今日一を拾い、小さくガッツポーズをしながら進む。
英語学習も、ゴルフも、人生も、
ロックハンマーで壁を削る作業は、案外こういうものなのだと思います。
次の一打(ひとうち)も、静かに入れていきます。



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