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小さなよろこびをたっぷり味わえた週末

英語学習

この週末は、日常の中に散りばめられた“小さなよろこび”をゆっくりと味わうように過ごしました。どれも私にとっては大きな喜びばかりなのですが、その一つひとつが胸の奥にゆっくりと染み込んでいくようで、静かな余韻を残す週末になりました。

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紅葉の山岳コースで、心がほどけるゴルフ時間

向かったのは、ちょうど紅葉が見頃を迎えた山岳コース。フェアウェイのやわらかな緑、深みのあるグリーン、そして周囲の木々が赤や黄色に色づき、まるで絵画の中を歩いているような鮮やかさでした。雲ひとつない青空に恵まれ、風もほとんどないという、この季節にはめずらしいほどの最高のコンディション。

午前中はまだ身体が硬く、ショットの感覚が少しズレているのを感じながらのプレー。そんな焦りもありつつ、自然の静けさに包まれるうちに心がゆるんでいくようでした。そして昼食後のアルコールが程よく身体をほぐしてくれたのか、午後はいつものリズムを取り戻せました。

特に、打ち下ろしのロングホールで放ったドライバーショットは、球の伸びも方向も完璧で、思わず「よし!」と声が出るほど。自分でも驚くほどの弾道に、まるで周囲の紅葉が祝福してくれているようでした。そんな瞬間があるだけで、ゴルフの満足度は一気に上がります。

恩師と仲間に再会できた、あたたかな同窓会

夜は、大学研究室の同窓会へ。78歳になられた恩師は、今も変わらず研究と活動に情熱を注いでおられ、その姿勢に胸が熱くなりました。あの頃と変わらない眼差しや語り口を聞いていると、時間が巻き戻ったような不思議な感覚になります。

そして同級生たちとは、会って数分で当時の空気に戻りました。研究の合間にいろいろと悪さをしては怒られたこと、無茶な実験を試してみて大騒ぎになったことなど、思い出話が止まらず、笑いっぱなし。今思えば若気の至りなのですが、その無鉄砲さが懐かしく、愛おしくもありました。

さらに話題は、学生時代に50万円だけ握りしめて、アメリカを3週間バックパックで旅した時のことへ。ニューヨークのジャズバーで聴いた夜の音、ミュージカルの迫力、街のざわめき……忘れていた記憶の断片が次々と蘇り、そのたびに胸がざわっと動きました。

「あの頃みたいに、会社員の卒業旅行でまたニューヨークに行かないか?」 そんな提案まで飛び出し、思わずみんなで大笑い。けれど、その冗談の裏には、当時の純粋な心持ちが確かに息を吹き返しているようにも感じました。

気づけば、普段よりずっとはしゃいでいる自分がいました。年齢を重ねると落ち着きが身につきますが、こうして昔の仲間と再会すると、あの頃のまっすぐな気持ちや勢いが、ふっと顔を出します。そんな自分に出会えたこと自体が、大きなよろこびでした。

上野から池袋へ、シャドーイングとともに歩く

翌日は、上野駅から池袋駅までのんびりウォーキング。先週の東京ウォークで痛んだ股関節を再発させないよう、歩幅をやや小さくしてペースを整えながら歩き始めました。最初は肌寒かったため日向の道を選び、身体が温まってきたところからは日陰へ。道ひとつ、光の当たり方ひとつで気分が変わっていくのもまた、ウォーキングの楽しさです。

シャドーイングは、難易度の高いものだとどうしてもBGM化してしまうため、この日はあえて初級コースを使って基礎の復習に集中。声に出してみると、忘れていた単語や息の置き方など、いろいろな気づきが戻ってきます。改めて「基本に立ち返る時間はやはり必要だ」と感じました。

歩きながら英語を口にするこの時間は、自分の中の思考がほぐれていくようで、散歩以上の価値があります。ウォーキングと語学学習を一緒にできるというのも、ちょっとした贅沢です。

半年後の100キロウォークに向けて

歩いているうちに、「半年後には100キロウォークに挑戦してみたい」という気持ちがふつふつと湧いてきました。少し前の私なら考えもしなかった距離ですが、習慣として歩く時間が増えるにつれ、気持ちが前向きになっているのを感じます。

シャドーイングとウォーキング。この二つを日常に組み込みながら、小さくても確かな一歩を積み重ねていく。ロックハンマーで壁をひと削りするような地道な習慣の積み重ねが、きっと大きな挑戦を後押ししてくれるはずです。

こうしてひとつひとつ積み重ねていく感覚は、映画『ショーシャンクの空に』で主人公がロックハンマーで壁を少しずつ削り、自由への道を切り開いていく姿にもどこか重なります。派手ではないけれど、今日の歩みや学習のような“小さなひと打ち”を続けていくことこそ、未来の自分をつくる大切な習慣なのだと感じました。

目立つ出来事があったわけではありません。でも、こうした“小さなよろこび”が静かに積み重なっていくことで、心がじんわりと満たされていく──そんな週末でした。こうした時間を丁寧にすくい取れることそのものが、大人になってからの大きな幸せなのかもしれません。

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