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還暦からの英語学習第18週|立ち止まりながら

英語学習

今週も、英語学習について考える時間が多い一週間でした。
順調に進んでいるとは言えませんが、不思議と「やめよう」という気持ちにはなっていません。
進んでは立ち止まり、立ち止まっては考え直す。そんな歩み方も、今の自分には必要な過程なのだと思うようにしています。

英語学習の方法を見直す中で

これまで、英語を話せるようになりたいという思いから、さまざまな方法を試してきました。
教材を変え、学習時間を工夫し、独学なりに模索してきましたが、「実際に話す練習が足りないのではないか」という思いが、常に心のどこかにありました。

その延長線上で取り入れてみたのが、AIを相手にした英会話練習でした。人と話す前の準備としては良いのではないか、そう考えて始めたのがきっかけです。

AI英会話が続かなかった理由

しかし、実際に取り組んでみると、違和感が少しずつ積み重なっていきました。「ゆっくり、簡単に、短く話してください」と何度もお願いしているのですが、その指示が十分に反映されない場面が多くありました。音声が聞き取れない状態では、会話そのものが成立しません。理解できないまま言葉が流れていくと、反復練習をする以前の問題になってしまいます。

これは努力不足でも、AIの欠点でもなく、今の自分の段階には合っていなかった、ただそれだけのことだと受け止めています。

英会話中にフリーズする時、頭の中で起きていること

このAI先生との会話でもでもそうでしたが、英会話の最中に全く言葉が出なくなり、頭が真っ白になることがあります。この現象について調べてみると、頭の中では次のようなことが同時に起きていると言われているようです。

  • 語順を考えようとする
  • 文法的に正しいかを確認しようとする
  • 相手の音声を理解し続けようとする

これらが一度に処理されることで、脳に負荷がかかり、フリーズが起こるようです。

対処法としては、日本語語順でも構わないので、とにかく口に出すこと、短い文で区切って話すことが有効のようです。「正しく話すこと」よりも、「止まらずに話すこと」を優先する段階なのだと理解しました。実際にその場になったら全くできないかもしれませんが、それはそれで楽しみましょう。

市の広報誌で見つけた英会話教室

そんな折、市の広報誌に英会話教室の案内が掲載されているのを見つけました。ネイティブ講師による全10回の講座で、受講料は2000円。
これまでにも期待しては合わず、という経験を何度かしてきました。
それでも今回は、「一度だけ行ってみよう」と思い、確認してみると、青年を対象とした講座のようで年齢制限があり私は対象外。残念ではありましたが、これも現実です。慌てて次を探すより、今は地ならしの期間なのだと受け止めることにしました。

読書:エピクトテスに戻るまで

読書については、エピクトテスの『人生談義』を一旦中断し、
別に読み進めていた『シンク・シビリティ』を読み終えました。

本書の最後は、無礼な人とどう付き合うか、無礼な人に狙われた場合にどう対処するか、という内容で締め括られていました。心身ともに調子を崩していた頃の自分には、確かに有効だっただろうと感じました。

今は、おかげさまで自由を謳歌できている状態です。そう考えると、当時の経験にも、ある意味で感謝している自分がいます。この本は、知識として書棚にしまい、再びエピクトテスに戻ることにしました。

エピクトテスの難しさと、興味

エピクトテスの『人生談義』は、やはり簡単には読めません。一語ずつ丁寧に追ってはいるものの、その言葉が何を指し、前後の文とどうつながっているのかが、頭の中でうまく結びつかないのです。読み進めても、今読んだ内容が次の文にどう関係しているのかが掴めず、気づけば物語を思い描くことができないまま、ただ文字を追っているような読み方になってしまいます。

それでも、「幸福を追求する学問が哲学である」というエピクトテスの考え方には、強く惹かれています。今の自分には、もう少し優しい入口から入るエピクトテスが必要なのかもしれません。

立ち止まりながらも、前へ

今週、目に見える成果があったわけではありません。それでも、違和感を無視せず、合わないものは手放し、次の一歩を探し続けました。

英語学習も、読書も、ロックハンマーで壁を叩くような作業です。一打では何も変わらないかもしれません。それでも、叩き続けていれば、いつか向こう側の光に届くことでしょう。

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