英語学習を始めて17週目に入りました。この週は、学習の中身そのもの以上に、「自分の感情」と向き合う時間が多かったように思います。
成果が数値として返ってきた瞬間に感じた高揚感。一方で、そこに至るまでに積み重なっていた違和感やストレス。そして、日々のルーティンと、かけがえのない家族との時間の間で揺れる気持ち。今週は、そんな揺れを含めて、今の現在地を記録しておきたいと思います。
歯のメンテナンスと、長く楽しむための投資
歯医者に行ってきました。この年齢になると、歯の手入れの重要性をあらためて実感します。
私は2年ほど前から「80歳で20本の歯を残す」という、いわゆる8020運動を意識するようになりました。父は50代から歯が抜け始め、現在は総入れ歯です。一方、母は90歳を迎えても自分の歯で食事を楽しんでいます。どちらの姿も身近に見てきたからこそ、「いつまでも自分の歯で、美味しいものを味わいたい」その思いは、年々強くなっています。
私にとって温泉宿で地場の食材を使った料理を、お酒とともに楽しむ時間は、生きている実感を与えてくれる大切なひとときです。
それを続けるための歯のメンテナンスは、
浪費ではなく、明らかに“未来への投資”なのだと思っています。
TOEIC結果――ストレスとドーパミン
1月11日に受けたTOEICの結果が返ってきました。スコアは 425点。前回(9月)の340点から、75点の上昇でした。正直なところ、英語力が大きく伸びたという実感は全くありません。それでも、ほぼ予測していたレンジの点数が返ってきたことで、「今進めている学習の方向性は、間違っていないのかもしれない」そう認識できたのは、素直に嬉しい出来事でした。
結果を見た瞬間、きっと脳内ではドーパミンが分泌されていたと思います。数値で成長を確認できるというのは、やはり強い報酬になります。ただ、その一方で、試験前後のストレスは想像以上に大きいものでした。集中力を高めるような、前向きで心地よい緊張感ではなく、どこか重く、気持ちの良くないストレス。
この感覚から、しばらくTOEICとは距離を置こうと思っています。数値化そのものは有効でも、強いストレスを伴う方法は、今の自分が目指している学習スタイルとは少しズレているように感じました。今後は、「ストレスを感じずに数値化できる方法」を探してみたいと思います。
英語学習の手応えと限界
英語学習は、引き続き以下を軸に進めています。
- NHK基礎英語1&2
- 中学英語の反復(現在4周目)
- 入浴中のAI英会話
- シャドーイング
- 英文タイピング
NHK基礎英語と中学英語は、内容が重なる部分も増え、「点と点が少しずつ線になってきた」感覚はあります。一方、入浴中のAI英会話では壁も感じています。ゆっくり、短く話してほしいと指示しても、すぐに文は長くなり、スピードも元に戻ってしまいます。今は、「まだ会話を成立させるだけの基礎体力が足りない」そう受け止めることにしました。
代わりに、YouTubeカラオケで英語の歌を口ずさむ時間は、不思議と気持ちよく続けられています。ヘイ・ジュードのサビを歌えた時、We Are the World が流れてきた時、意味は分からなくても、音として英語を楽しめている自分がいます。これも立派な「英語に触れる時間」なのだと思っています。
ゴルフと英語に共通する「ドーパミンの罠」
ゴルフ練習にも行きました。AIコーチに作ってもらったメニューで、安定化と運動を意識した100球。頭では分かっています。
「7割の力で打つ方が、結果は安定する」
それでも、今日イチの一打が出た瞬間の快感。あの時に出るドーパミンが、感情を大きく揺さぶります。もっと飛ばしたい。もう一度あの感触を味わいたい。
この感情の動きは、TOEICのスコアを見た時と、とてもよく似ています。数値や結果がもたらす報酬は、継続の大きな原動力になる一方で、同時に判断を狂わせる力も持っている。だからこそ今は、「感情に抗う」のではなく、「感情が入り込む余地を減らす仕組み」に集中したいと思っています。
ルーティンと、かけがえのない時間
夕方、娘と孫が家に来てくれました。
本当は、掃除もしたい。英語学習もやりたい。運動もしたい。それがいつものルーティン。
でも、孫の笑顔を見られる時間は、ほんの一瞬です。この時期は、何物にも代えがたい。ルーティンを一度手放し、ただただ、その時間を味わいました。そして、こうも思いました。「この余白を許せるようになったこと自体が、少し前進なのかもしれない」と。
17週目を終えて
英語学習を始めて17週。劇的な変化はありません。それでも、
- 分からない理由を切り分けて考えられるようになったこと
- 数値に対する距離感が少し整ってきたこと
- 感情と仕組みの関係を言葉にできるようになったこと
これらは、学習を始めた当初にはなかった変化です。焦らず、比べず、感情に振り回されすぎない仕組みを整えながら、この歩みを、もうしばらく続けてみようと思います。
17週目の記録として、ここに残しておきます。



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