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拠出型企業年金保険強制終了で、428万円が半分に!

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本日のマーケット

  11月26日(水)前日終値増減
日経平均26,537.3126,296.86240.45
為替円/ドル104.24104.45-0.21
NYダウドル29,872.4730,046.24-173.77

 本日の東京株式市場は、3日続伸。240.45円高で終了、約6割の銘柄上昇。今日も引き続き順調で強い動き。

拠出型企業年金保険、残り3年で運用強制終了

 平成9年に加入した拠出型企業年金保険が、給付直前で運用終了となり、支払った保険金が戻ってきて、本来受け取れるはずの給付金が支給されなくなってしまった。もともとの案内は会社で募集があったもので、年金が受け取れる年齢が60歳から65歳に改正になったタイミングだった。当時65歳までの雇用延長という発想はなく、60歳で定年退職してから年金支給を受ける間の5年間の生活費の一部をまかなえるという振れ込みだったと記憶している。そのため、60歳から10年間は毎年428,400円の支給(合計428万円)を受けられる見込みとのことで、毎月1万円の積み立てを申し込んだ。

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 年12万円×25年で300万円の払込額に対して、年金受け取りコースでは428,400円/年を10年間、つまり総額428万円を受け取れるはずであった。しかし、払込み22年目にして何の前触れもなく強制的に運用終了との通達があり、276万円の払戻し金が振り込まれてきた。12万円×22年=264万円なので利息は12万円、でももらえるはずの428万円との差額152万円はどこへ消えていったのか?
 運用終了になった理由が、「会社のなかでこの制度を利用する人が少なく運用を継続することができなくなった」との説明であったが意味が分からない。この制度の引き受け会社は日本生命。日本生命に聞いたところ、会社が人を集められなかったので運用継続は難しいとの説明、会社の総務に文句を言うと、運用利率を保証しているわけでない、損をしていないのだからいいじゃないのと一蹴されてしまった。
 この年金保険に加入した当時、全く金融リテラシーがなくこのようなケースも説明もなくいいことばかりの説明をうのみにしてしまった自分が情けない。

 この話には続きがある。276万円の払戻金があったと前述したが、その後、それを全額、投資信託に投入したのである。その投資先は、Jリートとグローバルリート。当時、不動産投資の勉強していて区分マンションの購入資金の頭金にしようと考えていた。不動産の勉強をしている間、銀行で寝かせておくのものもったいないので当時絶好調だったJリートにまず150万円ほど突っ込み、更にグローバルリートに残りの130万円を突っ込んだ。それから半年もたたずにご存じのコロナショック。アメリカ株や日本株はコロナショック前の水準に戻ったが、リートは戻らず含み損を抱えたまま。そしてアメリカの大統領選が近づいてこれ以上の保有はやばいと考えて、含み損を抱えていたが確定させてしまった。本来428万円になるはずだったお金が運用停止で276万円となり、更に投資信託で▲50万円で、当初見込んでいた428万円は、半分ほどになってしまった。

 溶かさないために一生懸命金融リテラシーを勉強しているつもりだったが、簡単にお金って溶けちゃうんですね。

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