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レジェンドと呼ばれたい還暦間際

早期退職
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本日のマーケット

  11月20日(金)前日終値増減
日経平均25,527.3725,634.34-106.97
為替円/ドル103.81103.720.09
NYダウドル29,483.2329,438.4244.81

 今日の東京株式市場は3日続落。値上がり銘柄は1,296社、値下がり788社であった。調整3日目という状況で方向感のなく、力強い動きでもなかった。

早期退職を考え始めたら

 ちょっと前までは経営者は、「歯を食いしばってでも社員の雇用は守る」というのが優秀な経営とほめたたえられていた。したがってリストラという言葉もあまり聞かなかった。隠れて早期退職募集をやっていたところはあったかもしれないが、表に出てくることは少なかったと思う。
 だが現在は、会社が生き残りのために、黒字であっても不採算事業の見直しは進める。そして度々早期退職の話題がニュースになる。私の会社でもバブルがはじけてしばらくはバブルの余韻で利益を出せていたが、5年を過ぎた頃より業績が悪くなり、先輩たちの何人かが会社を去っていった。その送別会には何度か足を運んだ記憶がある。就職あっせんを受け次の職場が決まっていて、先輩たち本人も納得していたようだ(本心かどうか不明だが)。
 「2:6:2の法則」と呼ばれる有名な理論がある。ご存じと思うが、2割が貢献度の高い人、6割がぼちぼちの方、残りの2割が平均以下のパフォーマンスしか出せない方に必ず分かれるというものだ。不思議なもので、下の2割の人間を間引いても、やはり「2:6:2」の割合になってしまうそうだ。たしか蟻の世界での出来事だったかもしれない。
 話は脱線したが、自らのキャリアをデザインするうえで社内評価と市場評価の2軸を意識しておくのが良いそうだ。

・社内評価も市場評価も高い、いわゆる「エリート」。
・社内評価は高いものの、必ずしも市場評価は高くない「社内特化」。
・社内評価は決して高くはなく、パワハラやブラックな企業で働く「飼い殺し」。
・社内評価も市場評価も低い、「働かないおじさん」。

 早期退職でうまく行くという人は、上述の「エリート」と呼ばれる方々であるが、実はいわゆる「飼い殺し」にあっている方も大いにチャンスがあるという。運悪く適正な評価を得られていない可能性が高いからだ。
 また、多くの方は自分を「社内特化」では?と思っているのではないでしょうか?そういう方は、是非転職エージェントに自分のキャリアの棚卸をしてもらって、自分の市場価値を評価してもらうが良い。本当に社内だけなのか?その自分の市場価値をしっかり見定めてから手をあげても遅くないでしょう。
 「働かないおじさん」に言いたい、これから高齢化の現状をみれば、恐らく70歳まで働くことになることを考えねばならない。そんな時に70歳まで会社にしがみつきますか?元部下や後輩などから面倒くさがれ、あからさまにその態度をとられたら、聞こえるはずのない声「さっさとやめろ!じじい」と格闘しなければならなくなる。
 レジェンドと呼ばれる人格と技術と感謝の心が備わっていない限り別の道を探すのがよいかと。

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