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ロックハンマーを振れない日もある|生き残ることが今の一打

英語学習
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崩れ始めた生活リズム

英語学習開始40週目を迎えました。

新しい職場での生活が始まって一か月が過ぎました。そろそろ生活のリズムも整い始める頃だと思っていましたが、現実はそう甘くありませんでした。

机の上には英語のテキストが置かれたままになっています。哲学書に挟んだしおりも、同じページから動いていません。歩くことだけは続けようと思っていたウォーキングも、いつの間にか途切れていました。ブログを書く時間も取れず、日々のログも残せないまま、一日だけが過ぎていきます。

積み重ねてきた習慣が、少しずつ静かに止まっていくのを眺めることしかできませんでした。

予定どおりには進まない休日

ようやく迎えた休日には、友人と部屋でゆっくり飲む約束をしていました。

デパ地下で少し贅沢なおつまみを買い、新しい部屋で一週間の出来事を話しながら過ごすつもりでした。ところが、咳は一向に治まりませんでした。結局、その約束は断ることになりました。

そして翌日は、私が担当するオンライン配信の日でした。映像を確認し、音声を確認し、機材を確認する。同じ作業を何度も繰り返しながら本番を迎え、なんとか配信は無事に終わりました。

部屋に静けさが戻った頃には、心も身体もすっかり疲れ切っていました。

ショーシャンクの独房

その夜、部屋の照明を落としてベッドに横になると、自然と映画『ショーシャンクの空に』のある場面が頭に浮かんできました。私がこれまで何度もブログで書いてきた、ロックハンマーで壁を掘り続けるあの場面ではなく、アンディが懲罰として独房へ入れられる場面です。

薄暗い石造りの独房では、ロックハンマーを握ることも、壁を掘ることもできません。ただ静かに、その時間が過ぎるのを待つしかないのです。その場面を思い返しているうちに、「もしかしたら、今の自分も同じなのかもしれない」という思いが込み上げてきました。

この一か月、積み重ねてきた習慣が次々と止まり、「何とか元に戻さなければ」と焦ることばかり考えていました。けれど、独房のアンディは、そんな状況でも無理に壁を掘ろうとはしていませんでした。

まずは、その場所で生き延びること。

映画の中ではほんの短い場面ですが、その姿が今の私には不思議なくらい重なって見えたのです。

今日という一日を終える

翌朝も、いつもと変わらない時間に部屋を出ました。駅へ向かう人の流れに身を任せながら歩いていても、頭の中では今日やらなければならない仕事が次々と浮かんできます。

昨日終わらなかった仕事、今日初めて頼まれる仕事、まだ覚えきれていない手続き。総務、経理、人事という、これまで経験したことのない仕事を一つひとつ確認しながら進めていきます。一つ終わったと思えば、また次の仕事が積み重なります。

気がつけば周りの人は帰宅し、静かになった事務所に残っているのは今日も私だけでした。窓の外はすっかり暗くなっています。ようやく仕事を終えて部屋へ戻る頃には、夕食を済ませるだけで精一杯でした。机の上には、朝と同じ場所に英語のテキストが置かれています。

ロックハンマーを振れない自分を責めなくなっていたのは、独房のアンディの姿が頭から離れなかったからかもしれません。壁を掘ることができない時間もある。

まずは、その場所で生き延びること。今の私にできることは、それだけです。だから今日も、一日を終えること。それが今の私にできる、たった一打なのだと思います。

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