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還暦からの英語学習 第30週|理想と現実のあいだで

英語学習

この一週間は、思い通りにいかない現実と向き合いながら、それでも前に進もうとする時間でした。うまくいかないこと。それでも続けること。そして、その中で選ぶ行動。その一つひとつが、確かに積み重なっていきます。


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最初の壁と、小さな突破

この週から、アニメ動画制作への挑戦を始めました。PowerPointで作成していた資料をもとに、
ナレーションをAIで会話形式に変換し、音声に合わせてアニメーションを動かしていきます。頭の中では、すでに完成形はできていました。

しかし、現実は甘くありません。キャラクターが口を動かさないのです。音声は流れているのに、表情は止まったまま。これでは動画として成立しません。AIに何度も聞きながら、設定を変え、試しては失敗し、またやり直す。気づけば、3時間が経っていました。

それでも諦めずに続けていると、ようやく原因が分かりました。AIの説明が、古いバージョンの仕様だったのです。正しい設定にたどり着いた瞬間、キャラクターが自然に口を動かし始めました。

ほんの小さな変化ですが、この日の最大の突破でした。最終的に完成したのは、わずか3分の動画です。5分の動画を作るには、おそらく丸一日かかります。構想している22本の動画を考えると、1年は必要でしょう。それでも、「やれる」という感覚だけは、しっかり残りました。


現実と向き合う時間

週末のラウンドに向けて、最終調整にも向かいました。昨年11月から約5ヶ月。100切りを目指して積み重ねてきた練習の成果を試す時です。しかし、結果は安定しません。ついには、いつも前向きなAIの指導から、「100切りは難しいかもしれません」と言われてしまいました。

半分開き直るような気持ちで、練習に臨みます。この日はアイアンもユーティリティも調子が良く、ほとんどの球がまっすぐ飛びました。「今日はいけるかもしれない」そう思ったのも束の間でした。

ドライバーを握った瞬間、流れが変わります。25球中、OBが10球、ラフが5球。フェアウェイに残ったのは10球だけでした。右に大きくスライスする球と、左に引っかける球。それを交互に繰り返しているような状態です。AIからは、「毎回、前のミスを修正しようとして打ち方を変えている」と指摘されました。頭では理解しながらも、どこか納得しきれない自分もいます。

最終的には、「ドライバー封印」という提案まで出ました。しかし、今回のコースは広い河川敷。
ドライバーを使わないという選択は現実的ではありません。そこで提示された条件がありました。7割の力で振ること。そして、OBや林に入れたら、次からはユーティリティに切り替えること。

この約束を守れるかどうか。それが本番の分岐点になりそうです。


一歩踏み出すという選択

この週、思い切った決断もしました。ウォーキング用の靴を新調したのです。専門店で足を計測し、3種類の靴を提示されました。価格は、それぞれ17,000円、22,000円、30,000円。どれも履き心地は良かったのですが、一番しっくりきたのは、最も高い30,000円の靴でした。

迷いました。その瞬間、40kmウォークの記憶がよみがえります。靴の中にできたマメ。潰れていく感覚。足を引きずりながら歩いたあの時間。

「あの思いは、もうしたくない」そう思ったときには、もう決めていました。後悔はしたくない。靴の中で悩みたくない。気づけば、一番高い靴を選んでいました。冷静に考えれば、少し背伸びをした買い物です。それでも、この一足で不安が減るのであれば、それは十分に価値のある投資だと思います。


続けるということ

英語学習は、変わらず続けています。基礎英語のリスニングと、自己紹介のスピーチ練習。自己紹介や趣味、将来の目標については、カンペなしでも話せるようになってきました。まだ言い回しに詰まることもありますが、確実に前に進んでいます。

この一週間を通して感じたのは、続けるためには「方法」が必要だということでした。気持ちだけでは続きません。仕組みや工夫があって、はじめて継続できる。

ゴルフでも、動画制作でも、英語学習でも、それは同じでした。


理想と現実のあいだで

理想はあります。こうなりたい、こうしたいという思いです。しかし、現実はそう簡単ではありません。うまくいかないことの方が、圧倒的に多い。それでも、そのあいだで考え、選び、行動する。その繰り返しが、少しずつ前に進む力になるのだと思います。

そして、この一週間で準備してきたことを、週末のラウンドで試すことになります。結果がどうなるかは分かりません。ただ、ひとつだけ決めていることがあります。「決めたことを守ること」その一点に集中して、臨みたいと思います。

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