英語が音楽にしか聞こえなくても
60代になってから英語学習を始めた私にとって、リスニングはまさに“音楽”のように聞こえます。NHKラジオの基礎英語レベル1と2を毎日3回ずつ聞き始めましたが、合成音声のせいか、初回はまったく頭に入ってきません。日本語の解説があるので意味は理解できるのですが、英語の音が脳に届かない感覚があります。
それでも、2回目、3回目と繰り返すうちに、少しずつ聞き取れるようになると信じています。意味がわかってから聞くと、音が言葉として認識されるようになる気がします。これは、耳が英語に慣れていく過程なのだと、自分に言い聞かせながら日々取り組んでいます。
年齢的に耳が遠くなってきていることもあり、「聞こえないのは歳のせいか」と不安になることもあります。でも、実際には“耳”よりも“脳”が英語に慣れていないだけなのかもしれません。音の処理能力を鍛えるには、繰り返し聞いて、意味を理解しながら音に触れるしかないのでしょうか。
そもそも、なぜ英語を学び始めたのか。それは、3年後に世界クルーズに出かけたいという夢があるからです。世界各地で現地の人と交流し、文化を体験するには、英会話力が必要だと痛感しました。還暦を迎えた今、時間はあります。だからこそ、今まで素通りしてきた英語に、もう一度向き合ってみようと思ったのです。
とはいえ、これまでの自分の行動を振り返ると、途中で挫折する可能性もあります。だからこそ、このブログに記録を残し、モチベーションを維持したいと思っています。聞こえないことを前提に、聞こうとする努力を続ける――それが今の私にできる最善の学び方だと思います。
英語が音楽にしか聞こえなくても、聞き続けることで、いつかその音楽が言葉に変わる日が来ると信じています。
日本語の動詞は“う段”で終わるって知ってましたか?
英語学習をしていると、ふとした瞬間に「日本語ってどうなってたっけ?」と立ち止まることがあります。最近、そんな気づきがありました。
それは、「日本語の動詞は、基本形が必ず“う段”で終わる」というルールです。恥ずかしながら、私はこの文法の基本をすっかり忘れていました。
🌟 たとえば、こんな動詞たち
たべる
よむ
はしる
かく
する
これらはすべて、辞書に載っている「基本形」の動詞です。よく見ると、語尾が「る」「む」「く」「する」など、すべて“う段”の音で終わっています。
「る」は「ら・り・る・れ・ろ」の中の“う段”にあたるので、「たべる」や「みる」もちゃんと“う段”の仲間なんですね。
🌍 英語の動詞と比べてみると…
英語では、動詞の基本形は「原形(infinitive)」と呼ぶそうです。たとえば:
eat(食べる)
read(読む)
do(する)
英語の動詞は、主語や時制によって「eats」「ate」「reading」などに変化しますが、基本形は「eat」「read」「do」といった形で、語尾に特定の音が決まっているわけではありません。
🔍 英語を学ぶことで見えてきた日本語のルール
英語の動詞を覚える中で、「eat → eats → ate → eaten」などの変化に苦戦していた私。そのときふと、「日本語の動詞ってどうだったっけ?」と振り返ってみたら、「あれ?全部“う段”で終わってる!」という私にとっては”発見”がありました。
これは、日本語の文法の基本であり、中学1年生の国語で習う内容だそうです。でも、大人になると意外と忘れてしまっているものですね。
✨ 英語学習は、日本語再発見の旅でもある
英語を学ぶことは、単に外国語を覚えるだけではなく、母語である日本語の仕組みを再確認する機会にもなります。
「動詞の基本形は“う段”で終わる」――このシンプルだけど大切なルールを思い出したことで、英語の動詞の理解にも少し深みが出た気がします。
📝 まとめ
・日本語の動詞は、基本形が必ず“う段”で終わる。
・英語の動詞は原形で、語尾の音にルールはない。
・英語学習を通じて、日本語の文法の基本を再発見できる。
この気づきは、私の英会話学習のモチベーションにもつながりました。
「知っているつもりだったことを、もう一度見直す」――それも学びの一つだと思います。



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