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働かないおじさんサラリーマンの金融行動調査

働かないおじさん
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本日のマーケット

  11月 26日(金)前日終値増減
日経平均28,751.6229,499.28-747.66
為替円/ドル113.68115.32-1.64

 今日の東京株式市場は、急落となりました。南アフリカで新規のコロナ変異種が見つかったという情報が伝わってきて、恐怖感が先走って売りが売りを呼んだ形で下げました。今年4番目の下げを記録してしまいました。

50代働かないおじさんの金融資産保有額は、平均1955万円?いや中央値は800万円。

 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」【二人以上世帯調査】(令和2年)より、おじさんがどの程度お金を貯めこんでるか見てみましょう。

まずは、世代別の金融資産保有額の平均値と中央値です。

 50代の金融資産平均値が1955万円と出ていますが皆さん実感はありますでしょうか?これは一部の裕福な世帯に引きづられた結果だと思われます。中央値の800万円が実感に近いものだと思います。ただし、住宅ローンは残っているし、子供が学生だったりすると800万円の中央値も厳しいですね。

 次にこの金融資産の内訳を見てみたいと思います。

 やはり金融資産の中心は預貯金となっています。そして生命保険、株式と続きます。日本人の”保険好き”はこんなところでも、生命保険会社の資産を増やしています。50代になってもまだ解約せずに高い保険料を支払い続けているようです。

 経済的に最も老後が不安に感じるのは、すでに年金生活を送っているシニア層より退職を控えた50代ですね。日本はこれから終身雇用や年功序列が撤廃されて、欧米のような弱肉強食の社会に近づいていくのだと思います。現在55歳超のおじさんはギリギリ逃げ切れますでしょうか? とは言っても、これから給与も退職金制度もがらりと変わることが予測されます。既に役職定年となって給料減額となった方もいらっしゃるでしょうし、退職金もバブル期と比べたらだだ下がりになっています。
 そのため、自分の資産は自分で守るための手段が必要です。老後の資金が“なんとかならなくなる”前に、具体的な対策を考えてみることをお勧めします。

投資はやめておいたほうがいい?

 投資教育を受けていない世代が投資をしようと思うと、退職金を全額持って銀行に行ってしまうと言います。そして銀行員の説明から選ぶのは、元本割れリスクの少ないミドルリスク・ミドルリターンの商品となります。金融機関はそこに手数料の高い”売りたい商品”を揃えます。そこへカモおじさんが退職金を持って飛び込んできてくれるんです。退職金が銀行に入金されると間違いなく銀行から連絡があり、VIPルームに通され、支店長の慇懃な挨拶から手数料の高い投資信託と抱き合わせの短期高利回りの定期預金の説明が始まります。
 数年前、私も口座に余裕があったときに銀行の窓口で呼び止められ、支店長の挨拶こそなかったものの手数料の高い投資信託を買わされてしまいました。3年ほどお付き合いして、トントンになったのをきっかけに楽天証券で口座開設をして資金を移して、その後は一切、銀行の窓口には近づきません。

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