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大阪フェスティバルホール 伊藤蘭コンサート、その資産価値は?

人生楽しまないと!
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働かないおじさんサラリーマンの青春

 第二の人生を前に、14歳の頃、叶わなかったキャンディーズのコンサートに行ってきました。と言っても、メンバーは揃っていないので、伊藤蘭さんのコンサートです。昨年秋、渋谷のコンサートのチケットを買いましたが、それを前に名古屋に転勤になってしまったこととコロナ禍の影響で、「コンサートに行く」という当時の夢は、今日まで先送りになっていました。

 還暦間際になってようやく14歳の少年のころの夢を叶うことができました。

 電車に乗り遅れて会場のフェスティバルホールに到着した時には開演時間ちょっと過ぎていました。大阪コロナ追跡システムを登録して早々に指定された座席に向かいます。座席は1階16列目のほぼ中央の席でした。開演がやや遅れているようで着席してもしばらく会場は明るいままです。

 周りを見渡すと私と同じようなおじさんばかり、うれしくなってしまいました。前の座っている方々の頭だけが良く見渡せます。光っている方と白い方と、そんな方ばかりです。若い世代はほぼ見当たりません。また、私の横の席にもいましたが、シニアカップルで観に来られている方も結構いらっしゃいます。

どうぞこのままで、時間よ止まれ

 突然会場が暗くなっていよいよオープニングです。レーザー光線を使ったディスプレイに見とれていると突然伊藤蘭さんがいつの間にか登場しました。
 最初の曲は9月1日にリリースされた2ndアルバムからの曲です。

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 目の前であの”ランちゃん”が歌っているのです。45年前の少年の時の感覚が蘇り、当時の漠然とした不安や希望が入り混ざり合う独特の思春期の感情が湧き起りました。もう涙が溢れるかと。

 そして10曲近く伊藤蘭さんの1st、2ndアルバムの曲を聴いたところで、いよいよファンファンキャンディーズの始まりです。コーラスの部分は声がダブってよく聞き取れませんでしたが、ソロパートの部分は、当時の声と笑顔がそのままで、感激で時間が止まってしまいました、このまま永遠に浸っていたと。最終的には10曲近くキャンディーズの曲を、今回再開後初披露の曲もありました。

14歳の少年の頃の自分に会えた気がしました。その少年は「もっと人生を愉しめ」と言っていました。

大阪コロナ追跡システムと声援禁止、紙テープ禁止

 会場に入場す際に大阪コロナ追跡システムへの登録を要請されました。アプリでも登録できたそうですが手間取るとスタッフに迷惑がかかるので、手書きで済ませました。

 会場でのおじさんたちは皆マスク姿で、歌の間の掛け声もスタンディングもなかったので、間が抜けてしまいましたが、逆に落ち着いて感激の中に身を置くことができました。そういえば、紙テープが禁止になったのはいつからでしょうか?
 でも電飾ライトは100本近く揺れていました。おじさん達は子供たちから借りてきたのでしょうか?

一回の公演での収入は2500万円?とんでもない資産価値ですね。皮算用

 緊急事態が解除になっていない状況ですので、空いている席はぽつりぽつりありましたが、9割がた埋まっていたという印象です。定員が2700人ですので、9,900円×2500席としても約2500万円になります。コロナ禍であっても年間5回の公演で1億円超の皮算用です。また、お金を持っている還暦世代がターゲット客なのでビジネス的にはやめられませんね。きっと次はディナーショーなどが企画されると思います。キャンディーズの資産を最大限利用してやれるところまでやるのでしょうか?

 最後おじさんらしく腹黒い話になってしまいましたが、今日は”どうぞこのままで時間よ止まれ”の世界に浸ることができたので、純粋に愉しむことができたということでシルバーウィークを締めくくります。

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