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冴えない残念な働かないおじさんは、不活性化おじさん?

お金の勉強
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本日のマーケット

  4月 1日(木)前日終値増減
日経平均29,388.8729,178.80210.07
為替円/ドル110.75110.700.05
NYダウドル32,981.5533,066.96-85.41

 今日の東京株式市場は、反発となりました。しかし、57%の銘柄が下落しています。昨日強かった自動車関連株がトヨタを筆頭に売られ、半導体は米国の影響もあり強いが、全体の方向がみえてこない感があります。第一生命が自社株買いを好感して一時10%超の上昇が見られました。

新入社員が絶対知っておくべき お金の心得7原則

 私と同じような働かない冴えない残念なおじさんのことを「不活性化したおじさん」と呼んいたメディアがありました。我々おじさんでも新入社員の時は燃えていたんですよ。なんで不活性化してしまったのでしょうか?

 山崎元・岩城みずほ共著『人生にお金はいくら必要か』(東洋経済新報社)に新社会人のお金の扱い方として知っておくといい原則を七つが挙げられていたので、おじさんの参考にもなりますので紹介したいと思います。

人生にお金はいくら必要か〔増補改訂版〕 [ 山崎 元 ]

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人生にお金はいくら必要か〔増補改訂版〕

新社会人のお金の原則(1) カードローンやリボ払いのような高利の借金をするな

 年率10%を超えるような借金は何としても避けるべきです。給与振り込み用の銀行口座を作るときに、キャッシュカードにクレジットカード機能が付いてくるケースがあります。このとき、しばしば金融機関にリボルビング払いを勧められますが、リボ払いを選んではいけません。リボ払いは「借金生活の入り口」です。

新社会人のお金の原則(2) 節約は、大きな固定費の見直しから

 借金生活を避け、さらに将来に向けたお金を貯めるためには、それなりに節約が必要ですね。良い節約は、できるだけ「確実で」「ストレスがなく」「実害がない」の3原則を満たすものが選びましょう。家賃や生命保険料(新社会人には不要ですが)、通信費のような、一度見直すと確実に下げられる固定費の中で、金額の大きなものから見直すのが節約のセオリーです。ただし、家賃の見直しの際に遠距離通勤になると、「時間のコスト」がもったいない場合があるので注意してください(筆者は「職住接近」を勧めています)。
 また、旅行や衣替え、結婚式の出席、里帰りなどのありそうな一時支出については、1年に1度くらい見通しを立てて別途予算化し、さらに必要貯蓄額を差し引いた上で、残りを生活費に充てよう。

新社会人のお金の原則(3) 銀行・証券口座、クレジットカードなどは数を絞る

 銀行口座、クレジットカード、各種キャッシュレス決済、証券口座などは、数を絞った方が自分のお金を管理しやすいです。特にクレジットカードは、1枚に集中しておくと利用明細が支出の記録として半ば家計簿になるので、家計の見直しをする際に便利ですね。
 ちなみに筆者は、メガバンク1行、インターネット銀行1行、ネット証券1社を利用し、クレジットカードを2枚と交通系ICカードを1枚保有していますが、現在クレジットカードの利用を1枚に集中しようと計画中とのことです。

新社会人のお金の原則(4) 生命保険に入らない

 結婚して子どもができたときに、有期(20年くらい)、掛け捨て、特約なしで入る、なるべく保険料の安い死亡保障の生命保険を除いて、新社会人は生命保険に入らない方がいいそうです。がん保険などの医療保険も要らないし(勤務先の健康保険制度を調べることと、ネットで「高額療養費制度」を検索することとで理由が分かるはず)、貯蓄性の外貨建て保険などは運用として非効率的なので避けた方がよいとのことです。
 いざというときに頼れる家族や親戚がいたり、十分な資産を形成できたりしていると子どもがいても生命保険は要らないとのことです。
 契約してしまった人は、できるだけ早く(2年以内に、1カ月でも早く)解約しよう。

新社会人のお金の原則(5) 「資本家比率」を上げよう!

 トマ・ピケティ氏が指摘したように、働いて稼ぐ所得の伸びよりも資本の収益率が高いことが、経済格差が拡大する大きな原因になっています。投資、すなわち資本の所有から得られる所得の比率を高める努力をしましょう。
 FIREを目指すにしてもバランス型でいくにしても、余裕があれば投資を増やして資本からの収益を増やしたいです。

新社会人のお金の原則(6) 資産の流動性に気をつけよう

 新型コロナウイルスのような経済的に大きな変動要因がある場合は特にそうだが、いざというときに換金できる、「流動性」のある資産を持つことが重要です。預金、上場株式、投資信託などは通常なら数日あれば換金できるし、株や投信は部分的に売却することも可能だ。
 一方、不動産、生命保険、出資証券などは、換金がしにくかったり非効率的だったりする場合が多い。
 不動産は低コストのレバレッジが使えることが魅力だが、個人にとってリスクが大きい場合があるし、分散投資が利かず、取引コストが大きく、分割売却もやりにくい。どうしても不動産投資に興味がある場合は、REIT(不動産投資信託)の研究をお勧めする。個々の保有物件まで調べるとなかなか面白いし、素人が業者に紹介されてやる不動産投資よりも有利な場合が少なくない。

新社会人のお金の原則(7) 何らかの「自己投資」にお金を使おう

 教育・経験・人脈など対象はさまざまだが、将来の自分の人材価値を高める効果のある何かにお金と時間を使うことを考えよう。若い人にとってはしばしば、自分への投資が最も効率のいい投資になります。「バビロンの大富豪」の7つの教えでも、自分こそ最大の資本とせよと言っています。

 いかがでしょうか?「私が新入社員だった時にこのような知識があれば、きっと違った人生を歩んでいたかもしれない」と夢想するより、これからどう資産を最大化し自由を獲得するかに集中するほうが良いと思います。

バビロンの大富豪の7つの教えも併せて読んでみると、より信念化できると思います。↓↓↓

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